11.25.18:26
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07.12.00:50
リンダリンダ
KOKAMI@network vol.11
『リンダリンダ』作・演出:鴻上尚史
CAST:松岡充、伊礼彼方、星野真理、丸尾丸一郎、高橋由美子、大高洋夫ほか
公式ホームページ
「夢を見る時期を過ぎても、夢を見続けたいとあがく人達の姿は、
愚かで滑稽で、そして格好良い」(鴻上尚史)
紀伊國屋サザンシアターにて、『リンダリンダ』を観てきました。全編に渡り、「ザ・ブルーハーツ」の名曲が並び、興奮しっぱなしでした。
今日のお客さんの雰囲気は比較的大人しくて、立ち上がったり、一緒に歌ったりするのはアウトなのかな~とか遠慮してたんですが、最後の『リンダリンダ』は、もう我慢できなくて、1回目のサビに入る直前で、最前列まで1人で走っていき、叫びました!!!!学生時代のノリで飛び跳ねながら歌っていると、なんと、そんな僕に松岡さんが応えてくれました!!いや、マヂです!!!すっごい近かったから!!!間違いない!!!!
役者さんも演技上手いし、演出も凝っているんだけど、それを口説くなりすぎないようにサラッと見せてくれる。さすが、鴻上さん!!!
もうそろそろ、僕らの世代が叫ぶ番じゃないだろうか。
劇の随所に、60年代70年代の学生運動、資本主義が作り上げた原発問題などが散りばめられていました。それは最近、僕がやたらと友人たちと話している、「各世代による時代の受け渡し」の片鱗のように思えました。つまり、上の世代が僕らの世代に、「時代」を語ってくれている感じがするのです。自分たちが生きた時代、失敗、そして現在に繋いだ何かを、下の世代、つまり僕らの世代に伝えてくれているのではないか。
じゃあ、僕たちは果してその叫びをキャッチできているか、また、僕たちは自分たちが生きた90年代を下の世代に語り継いでいけるようにきちんと「時代」として捉えているか。下を向いていないか。
「夢を見る時期を過ぎても、夢を見続ける素晴らしさ」を、僕らはもう知っているはずなのに、それを叫んでいるのは僕らの世代ではなく、やはりまだ上の世代の方々だということに、少しばかりの悔しさを持たなくてはいけないんじゃないだろうか。
先輩達がこれまでになく歩み寄ってくれている今、それを感じている人は、一体どれくらいいるんだろう。
03.19.00:33
パフ、終焉。
本日、『PUFF the Magic DRAGON~きみにあえて、うれしい。~』が、無事、終焉を迎えることができました。
参加者を始め、協力してくれた方々、そして今日、観に来てくれた人達。
ぜんぶぜんぶ、みんなのおかげです。
本当にありがとうございました<m(__)m>pekopeko
うれしいことがたくさんありました。
まず、いつも欠かさず観に来てくれる人、久しぶりの友人たち。
教育実習時代の生徒や、会社時代の営業先でお世話になった方が、遥々遠方から足を運んでくださったこと。
卒業生たちが、「再来年戻ってきます」と言ってくれたこと。
大学生たちがウェルカムミュージックで、オケを披露してくれたこと。
小さい子たちが、僕の強面に慣れてきてくれたこと。
泣いてくれたこと。笑ってくれたこと。
数え切れなくて、数じゃなくて、風みたいだった。
もちろん、反省すべき点はたくさんあるので、11月の再演に向けて、また頑張りたいと思います。
ベストを尽くせ!
それが「出会い」を「奇跡」に変える力だ!
台本が出来上がってから、劇中のこの台詞をずっと考えていました。
ベストを尽くすことで、「出会い」が「奇跡」に変わるって、一体どういうことなんだろう。
紘子さんは、何を想ってこの台詞を書いたんだろう。
それは、必然的にそこにあるものなのに、なんて呼んだらいいか僕は知らなかったんです。
でも、その答は、既に台本の一番最初に記されていたんです。
物語の主人公ケンタは、パフために、勇敢に敵に立ち向かい、ベストを尽くします。
それに対して、パフは台詞はこう続きます。
「ありがとう、ケンタ。僕のために…。君にあえて、本当に嬉しいよ。」
―きみにあえて、うれしい。
この台本のサブタイトルです。
そう思える瞬間に、ただの「出会い」が、ただの「出会い」じゃなくなるんです。
出会った誰かのために、ベストを尽くす。
その互いの確固たる信頼関係が、大きな力となって、きっと「奇跡」は生まれるんだと思います。
「奇跡」なんて言葉、アニメの世界だけだと思うかもしれないけど、
そんなことないんです。
だって、毎年、ここでは奇跡が起きているんだから。
きみたちにあえて、うれしい。
そう、思えるんだから。
きみたちにあえて、うれしい。
03.17.19:37
パフ⑨
前日リハ終了!
いよいよ、明日が本番!
いいんだか、悪いんだかわからないけど、今年の僕はそんなに緊張していない。
去年、本番前、3日間眠れなかったのがウソみたい。
やりきったとかじゃないんだけど、準備に3カ月使えるこの3月公演は、物理的余裕はないけど、精神的には少しゆとりがあるから、そのぶん、子ども達の成長をきちんと感じることができる。だから、技術的には足りないところはまだまだたくさんあるんだけど、その代わりに充実感が生まれる。
初参加で緊張していた子どもが笑ってくれるようになったことや、自主的に練習が成り立つようになったこと。舞台では見えないところに、僕の3カ月の達成感がある。
あとは、信じよう。
きっと今年も、奇跡みたいに、みんなが最高の舞台を作ってくれる。
03.13.17:13
パフ⑧
やっとドラゴンが完成しました!
完全に、I渕さんのお力あればこそ、でした。圧巻の大きさです!!
「性善説」か「性悪説」か
最近、会う人会う人に、この質問をしています。みなさんは、どちらを信じていますか??
「性悪説」だと答えた人は、これまでの人生の中で、人間の悪い部分を見る機会が多かったと、分析しています。一方、「性善説」だと答えた人は、実に恵まれた環境で育ったと、口を揃えて言います。僕もその一人です。
きっと、人間の汚い(現代倫理にそぐわない)部分は先天的に、点として存在するだろうし、それが膨らんでいくかそのままかは、後天的な要因によって変動するんだと思います。そしてその変数は、年を追うたびに大きくなる。
けど、人を見るときに、いいところが見えなくなってしまうのは、やっぱり少しさみしい。
さて、なんで急にこんな話かって。
ミュージカルの練習で子ども達を見ていると、思うんです。
いいところを発見して、褒めてあげたいって。
みんなが努力したこと、一生懸命やっていることを、ちゃんと誰かが見ているからって。
そんなふうに意識をして、人のいいところが見えると、まるで宝物を発見したみたいに、僕もハッピーになれる。
だから僕は、年の割には理想主義だって言われるけど、
人を信じることができる自分でよかったって思う。
そんな自分にしてくれる人たちにめぐり会えて、最高に幸せだなって思うんです。
02.19.20:57
3月18日(日)ミュージカル『Puff the Magic DRAGON~きみにあえてうれしい~』公演
柏っていい街だよ。ここで生まれてよかった、住んでよかったと感じられる街になったらいいなぁ~の想いから始まった柏市児童センターミュージカル。台本・演出・音楽・衣装・美術など、すべてボランティアが力を合わせて作り上げた作品です。演じるのは柏の子どもたち!
暖かい人の輪から、小さな幸せと喜びを込めて贈る「児童センターミュージカル」第11作!私、三輪は今回、「演出」「舞台監督」「美術」を担当させて頂いています。お時間ある方は是非遊びにお越しください。
日時:2012年3月18日(日)
開場:午後1時30分
開演:午後2時00分
入場無料
場所:柏市豊四季台近隣センター(体育館)
住所:千葉県柏市かやの町2-65
行き方:柏駅西口より,豊四季台団地循環バス(柏01)で「集会所」下車,徒歩10分
※お車でのお越しもOKです
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―物語の概要―
ケンタは、サッカー大好きな小学4年生。でも、親友のサトシがアメリカに転校してしまって以来、とても落ち込んでいました。
そんなある日、絵本『パフ』を読んでみると、そこには親友のジャッキーを失ってしまったドラゴン、パフの物語が描かれていました。
パフに同情したケンタは、「君の気持ち、よくわかるよ、パフ」と呟きます。
すると、どうでしょう!突然、絵本の中からキノコが現れて、「ドラゴンの気持ちがわかる君に、僕たちの世界を救ってほしい」とケンタに頼むのです。
しぶしぶながら魔法の世界、ミュゼリアに入るケンタ。そこでは、邪悪な魔法使い「マズルカ」が復活したという噂が流れていました。
そのマズルカを退治できるのは、伝説のドラゴン「パフ」しかいないと。しかし、パフは、親友のジャッキーが行方不明になってしまって以来、ホナリーの洞窟に閉じこもったまま、出て来ないというではありませんか。また、パフを完全復活させるには親友のジャッキーの力が必要だといいます。
パフを励ましながら、同時に自分を励まし、成長していくケンタ。
果たして、ジャッキーを探し出すことはできるのか!?
伝説のドラゴンを復活させることはできるのか!?
僕らが出会った意味ってなんだろう。
たとえいつか、離ればなれになってしまっても、「僕は元気だ」と言えますように・・・。
合言葉は・・・、「ベストを尽くせ!」
柏の子ども達が贈る、心あたたまる、感動のミュージカル!