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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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  • 05/19/21:19

11.28.00:41

2013オーディション

e15c7bba.jpeg

劇は、台本をめくって始まるのではなく、
人と人が出会ったときから始まるのだと思う。


11月18日(日)、2013年度児童センターミュージカルのオーディションが行われた。
新たに参加してくれた人は勿論、去年よりも背も言葉遣いも大人びてきた子ども達に触れていると、そこにいる全員に、今日初めて出逢ったような感覚になる。オーディションを開始するとその感覚は益々確かなものになった。
去年とは比べものにならないくらいみんな成長している。素直に上手い。演技を楽しむようになっている。
ワクワクした。
早く練習始まらないかな~、って。

11月公演からまだ2週間しか経っていないのに、もうずっと遠くに、今日があるみたいだ。
そういえば、僕の大学時代の英語劇サークルも11月に大会が執り行われる。後輩達は悔いを残さずやり遂げられただろうか。涙を流しただろうか、流れなかっただろうか。勝っても負けても、最後のシーンは、「君に出会えて良かった」と抱き合いながら、緞帳が下りていればいいな。

―と、もう顔も知らない後輩達のことを想う。
あのときの温度を、今も忘れずに抱き続けている人が一体何人いるだろう。

縁があって、今も僕はこういう形で演劇に携わっている。
やって良かったと思えるもの、残るものとは何だろう。
1つじゃない。
人の数だけあっていい。
最後にコレだと思って手にとるボールを、何種類も投げてみよう。

劇は、台本をめくって始まるのではなく、人と人が出会ったときから始まるのだと思う。
そして、最後のシーンは、人と人が抱き合って終わるものでありたいと願う。
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11.05.14:37

パフ⑫「みんなを幸せにする力」

20121104.JPG

最後にみんなが笑ってくれてよかった。

昨日、アミュゼ柏にて、『PUFF the Magic DRAGON~きみにあえて、うれしい。~』が無事、終演を迎えることができました。写真は本番前の円陣の様子です。
僕の力不足でリハの時間が大幅に押してしまったのですが、スタッフのみなさんの甚大なサポートによって、なんとか開場に間に合うことができました。本当に本当に、感謝してもしきれないくらいです。ありがとうございました!!

本番は、とにかく「素晴らしい」の一言!
子ども達の演技も歌も、今までで一番の出来だったと思います。思い入れを差し引いても、素直に面白いと思ったし、むちゃくちゃ感動しました。みんなスゴイ!練習中、僕が指導したことをちゃんと吸収している。見ていて、影の努力が見える。一言一言をかみしめて台詞を吐く。その一生懸命な心が見える。
スタッフの動きも同様で、とにかく動く。固唾を飲んで見守る。慎重に次のアクションのタイミングを計る。目に映るすべてが、ひとつの方向に進んで行っている。同じ時間の中で。同じ空間の中で。想いは様々なのかもしれないけど、その想いの源泉はきっと同じだということが、何よりも僕を勇気付けてくれる。
最後にみんなが笑ってくれてよかった。
ほんとうに、よかった。

もちろん、僕個人としてはたくさん反省しなくちゃいけないところはあるので、それは来年度に活かして、頑張りたいと思います!んし!がんばろうヽ(^o^)丿



「みんなを幸せにする力がほしい」

学生時代、よくそう思った。
それはとても傲慢な考え方だけれど、僕はそんなことを未だに思ってしまう。
もちろん、結果を与えて満足させることを言っているんじゃない。そこに至るプロセスに充実感を感じてほしいということ。そのきっかけを与えるくらいしか他人にはできない。けれど、それがひどく難しい…。
だから、どんなに成功しても、「もう少し頑張ろう」って思う。
せっかく同じ場所にいるんだから、1人でも多くの人に笑ってほしいし、その方が絶対楽しい。

「そんなの無理だよ」と笑う奴、「お前ならできるよ」と笑う奴、「俺も」と笑う奴。
未来もきっと、違うことで笑っているだろう。
どんな未来を選ぶかは自分次第だ。


そういえば、日が明けて今日、腰と腕が半端なく痛いんです。
僕は、作中に出てくるドラゴンを、中に入って動かす役だったんですけど、自分で作っておいて何なんですが、コレがともかく重いんです。マジで重い!たぶん、ソレです。いや、確実に。

10.22.22:24

11月4日(日)ミュージカル『Puff the Magic DRAGON~きみにあえてうれしい~』再演

2012年11月4日(日)再演
第11回柏市児童センターミュージカル
『Puff the Magic DRAGON~きみにあえてうれしい~』


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柏っていい街だよ。ここで生まれてよかった、住んでよかったと感じられる街になったらいいなぁ~の想いから始まった柏市児童センターミュージカル。台本・演出・音楽・衣装・美術など、すべてボランティアが力を合わせて作り上げた作品です。演じるのは柏の子どもたち!
暖かい人の輪から、小さな幸せと喜びを込めて贈る「児童センターミュージカル」第11作!私、三輪は今回、「演出」「舞台監督」「美術」を担当させて頂いています。お時間ある方は是非遊びにお越しください。

日時:2012年11月4日(日)
開場:午後2時00分
開演:午後2時30分
入場無料
場所:アミュゼ柏クリスタルホール
住所:〒277-0005 千葉県柏市柏6-2-22
電話:04-7164-4552
行き方:柏駅東口より徒歩7分
※駐車場は関係者専用となっておりますので、お車でのご来場はご遠慮ください。


大きな地図で見る

―物語の概要―

ケンタは、サッカー大好きな小学4年生。でも、親友のサトシがアメリカに転校してしまって以来、とても落ち込んでいました。
そんなある日、絵本『パフ』を読んでみると、そこには親友のジャッキーを失ってしまったドラゴン、パフの物語が描かれていました。
パフに同情したケンタは、「君の気持ち、よくわかるよ、パフ」と呟きます。
すると、どうでしょう!突然、絵本の中からキノコが現れて、「ドラゴンの気持ちがわかる君に、僕たちの世界を救ってほしい」とケンタに頼むのです。
しぶしぶながら魔法の世界、ミュゼリアに入るケンタ。そこでは、邪悪な魔法使い「マズルカ」が復活したという噂が流れていました。
そのマズルカを退治できるのは、伝説のドラゴン「パフ」しかいないと。しかし、パフは、親友のジャッキーが行方不明になってしまって以来、ホナリーの洞窟に閉じこもったまま、出て来ないというではありませんか。また、パフを完全復活させるには親友のジャッキーの力が必要だといいます。
パフを励ましながら、同時に自分を励まし、成長していくケンタ。

果たして、ジャッキーを探し出すことはできるのか!?
伝説のドラゴンを復活させることはできるのか!?

僕らが出会った意味ってなんだろう。
たとえいつか、離ればなれになってしまっても、「僕は元気だ」と言えますように・・・。
合言葉は・・・、「ベストを尽くせ!」

柏の子ども達が贈る、心あたたまる、感動のミュージカル!

10.15.14:48

パフ⑪



20121014.JPG

いつだって、1人じゃ見れない大きな夢が形になっていった。

ミュージカルの練習も、残りわずか2回となりました。
本番に向けて集中力も上がってきて、みんなドンドン上手になってきました。
このメンバーで、そして、『パフ』を上演するのも、11月4日が本当にラスト!この一瞬一瞬を大切にできるように、僕も頑張っていきたいと思います!最近時間に余裕がなくて、練習を見ていても、なかなか子ども達全員へ声掛けができていないので、反省です(一。一;)

大事なのは、振り返ること。
どれだけ生きていても、人1人じゃ、できないことの方がきっと多い。劇なんてその最たるもの。
だからいつも、意見を聞く。振り返る。凹む。考える。次に活かす。繰り返す。
そうやっていつだって、1人じゃ見れない大きな夢が形になっていった。

あの頃も今も、大切なことは変わらない気がする。

教えてもらっているのは、たぶん自分自身だ。
子ども達に負けないくらい、笑って飛んでやろう。

10.02.07:47

パフ⑩

20120928.JPG

もう一度、考えてみよう。
僕だけじゃなく、みんなで。


2012年3月に公演した『PUFF the Magic DRAGON~きみにあえて、うれしい。~』
その11月公演に向けての練習が、今週の日曜から開始しました。
久しぶりに会うと、子ども達の身長が大きくなっていてビックリ!子ども達の中で流れる時間と、僕の中で流れる時間とは、本当に公平な速さで流れているのでしょうか。真剣に疑いたくなります(笑)
さて、11月公演は学校行事や中学校進学などが重なり、3月公演よりも参加人数がどうしても減ってしまう傾向があります。その分、台詞の量が増える子どもも多く、しかも、練習量がたった1カ月(全4回)というタイトスケジュール!会場自体も変わるので、スタッフ側も照明の演出を変えたり、業者との打ち合わせなども必須となってきます。そのため、11月公演は、スタッフにとっても子ども達にとっても、非常に厳しい公演となります。
悲観的なことばかり挙げてしまいましたが、大きなメリットもあります。市民体育館で行う3月とは違って、11月は本格的な施設で出来るので、照明・音響が充実し、衣装や舞台装置もより映えるようになります。そして何より、そこで演技をすることは、子ども達にとって格別なものとして残るようです。

練習が始まって、僕が一番気をつけなくちゃいけないことってなんだろう。

それはたぶん、「気持ち」。

「精神論だけじゃダメだ」って、学生時代の僕はよく思っていたけれど、
最近は、「気持ちがなくちゃダメだ」って思う。

それは全員に必要なもの。

全員が強く抱けているか。願っているか。

劇の中身とは、何だろう。
スクリプト?ディレクション?
お客さんが「見るもの」と「感じるもの」は、果して同じだろうか。

もう一度、考えてみよう。

僕だけじゃなく、みんなで。