11.22.03:01
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04.14.00:00
4月生まれと3月生まれ
4月生まれの君の背中は眩しくて
3月生まれの僕はいつも影みたいにくっついていた
通学路を外れるのが好きで
大きなランドセル揺らして
振り回す木の棒 蹴飛ばす石ころ
最後はいつもの公園 そこが僕らのすべてだった
大きなランドセル揺らして
振り回す木の棒 蹴飛ばす石ころ
最後はいつもの公園 そこが僕らのすべてだった
僕の初めてはいつも君と
部屋の中じゃ聴こえなかった虫たちの声が
季節の中に響き渡ってゆく
僕らが呼んでいた 神様の木
君は慣れた手つきで登るのが上手で
初めて登った僕はやっぱりヘタクソで
降りられなくなってシクシク泣いてしまった
世界で戦う君の背中は逞しくて
僕はささやかなペンだこに静かに誓いを立てた
誰も知らない苦しみ
ベンチの下に灰を落としてゆく
すれ違いながら入れ替わりながら座っていたこと
最後はいつもの公園 僕も君も知っていた
大切なことはすべて君と
どこかで一人になっても一人じゃないこと
描いたイメージをはみ出したっていいんだよ
僕らが作り上げた 昆虫マップ
湿った雑木林の堆肥をかき分けた
見つけたものはなんだっけ
ミーンミンミン 君のことしか思い出せない
気づくと大人になっていたように
気づくと戻れなくなっている
宛先不明の葉書のように
何度出してもどこにも届かなくて
どこにも行けない気持ちがここにある
握りしめたままいくつも朝を迎えて
どこにも行けない気持ちは
どこにも行っては行けない気持ちなのだと気づく
ゼロにしてやり直すのではない
すべてを背負って新しく始めればいい
4月生まれの君は新しいことを始めるのが得意で
3月生まれの僕は いつも新しく勇気を湧かす
どこにも行けない気持ちは
どこにも行っては行けない気持ちなのだと気づく
ゼロにしてやり直すのではない
すべてを背負って新しく始めればいい
4月生まれの君は新しいことを始めるのが得意で
3月生まれの僕は いつも新しく勇気を湧かす
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最近、仕事の昼休みに入るとココを覗いてご飯を食べるのが日課になってる。
貴方が並べた言葉達を1つ1つ消化しながらご飯を頬張る。
今日はどんな気持ちなのか、昨日はどんなだったのか、暫くココに貴方の言葉が並ばなかったのが寂しく思っていたのが嘘の様に、毎日が楽しみで嬉しくてたまりません。
そこに姿がなくてもやっぱり隣で肩を並べているんだと安心してここで立っていられる。
ありがとうなんて感謝の言葉はもうどこか僕達には安っぽくて、でもそれ以上の何かってやっぱり分からなくて日々貴方に感謝して生きています。
ありがとう‼︎
本当にありがとう‼︎
結局最後はこんなありふれた言葉しか出ない。
Re:無題
4月生まれの君へ
ある日、言葉が溢れてしまって、
でも、それを文章の形にするのも少し違う気がして、生まれたばかりの気持ちをそのまま綴るようにしました。色々なことを感じる最中、ちょうど3月11日を迎えて、どうせなら毎日書いてみようかと、写真も絵もない、ただの散らかった気持ちを紡ぎ始めました。
いつのまにか頭の中で4月14日まで、というルールができました。
見てくれる確信がないまま、確信的に書きました。
こんな35回目もいいのではないかと。
僕も感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、一緒に肩を並べて歩いて行けますように。
3月生まれの僕より
ある日、言葉が溢れてしまって、
でも、それを文章の形にするのも少し違う気がして、生まれたばかりの気持ちをそのまま綴るようにしました。色々なことを感じる最中、ちょうど3月11日を迎えて、どうせなら毎日書いてみようかと、写真も絵もない、ただの散らかった気持ちを紡ぎ始めました。
いつのまにか頭の中で4月14日まで、というルールができました。
見てくれる確信がないまま、確信的に書きました。
こんな35回目もいいのではないかと。
僕も感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、一緒に肩を並べて歩いて行けますように。
3月生まれの僕より
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