忍者ブログ

The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
10 2024/11 1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 30 12
RECENT ENTRY
RECENT COMMENT
[04/18 サン]
[01/30 RED☆]
[09/02 名無し]
[04/14 4月生まれの僕]
[01/06 みっちゃん]

11.23.02:40

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 11/23/02:40

12.17.10:26

Heart's Knock②

967c3b8b.jpg

下描き完了

4部作として構想している「いつか僕らがグレーになる頃に」。その第3弾・赤の章『Heart's Knock』の下描きが、昨夜完成しました。今日からペン入れです。
前作、黄の章『ひまわり』が受賞した関係で、今回は担当編集者の方に見て頂きながら進めてきました。ネームの段階で、没&リテイク…本編36ページのところ、70ページ以上は描いたんじゃないかなぁ(^_^;)苦労した分、愛着ある作品になりそうです。

―等身大の言葉

赤の章では、登場人物の年齢がぐっと上がります。主人公の大輔が22歳~25歳~28歳と変化していくし、メインキャストにおばあちゃんを置いたことで、会話が従来よりも無理なく、等身大の言葉になったような気がします。大人を主人公にした作品としては、22歳のときに描いた『はね』(2005年週刊少年マガジン奨励賞受賞)以来になります。今思えば、少年誌に投稿する内容ではなかったかもしれないですね(笑)
PR

つづきはこちら

11.08.23:34

COMITIA94告知!

2010年11月14日(日)
東京ビックサイトにてThe Ropesの新刊を発行致します。

イベント名:COMITIA94
公式HP↓↓↓
http://www.comitia.co.jp/

4a7d5b04.jpgf2d402e4.jpg

日時:2010年11月14日(日)11:00~16:00
場所:東京ビックサイト西1・2ホール
団体名:The Ropes~平成の常盤荘~
スペース:あ‐25b
新刊:『The Ropes~平成の常盤荘~ 3/5 Vol.6』(¥500)
読み切り3作品の全70ページ

―収録作品―
鈴木よみし『ひとつぼしは静かにいるだけ』
木村寧都『将棋女子高生』
浅葱蓮『美代子のゆめ』

初めて、僕の作品抜きの作品集になっています。少しさみしいですが、各メンバーとも、すごく頑張って描いていたようなので、是非、よろしくお願いします。実は、僕、打ち合わせも呼ばれなかった(汗)!ハブですか!?いや、きっと僕に気を遣ってくれたんですよね!そうに違いない(>_<)!
さて、扉絵と予告ページ、2ページほど僕も関わらせてもらいました。とは言っても、ほとんど絵は描いていないんですが・・・現在ネーム段階の次回作について、すこし触れています。興味あったら、覗いてみてください♪♪

前回のVol.5の感想が届きました!

ちょうど、前回のCOMITIA93でのP&Rコーナー(読者アンケート)が発表されました。なんと、『The Ropes~平成の常盤荘~3/5 Vol.5』がハガキアンケートで2位になっているではありませんか!?すげぇ。。。描いていて良かったと思える瞬間は、読者様の声が届いた瞬間です。ご感想寄せてくださった方々、本当にありがとうございました!!本当に本当に、ありがとうございました!!

ご感想をドンと公開!

10.24.08:23

Heart's Knock①

「記憶」と「思い出」の違い

「思い出と記憶って、どこが違うか知っている?」
犀川は煙草を消しながら言った。
「思い出は良いことばかり、記憶は嫌なことばかりだわ」
「そんなことはないよ。嫌な思い出も、楽しい記憶もある」
「じゃあ、何です?」
「思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ」

―森博嗣『すべてがFになる』より―
d3848dfb.JPG

赤の章への構想


じゃあ、僕らの中に残る「思い出」とはどういうものなんだろう。
どうしたって忘れてしまうもの。大切にしていても、やがて消えてしまうもの。時間が運んで行くもの、時間が運べないもの。僕らが繋いでいくもの。繋がなくてはいけないもの…。あの人への想い。あの人との想い出…。

小学校時代からの僕の記憶をモチーフにして描き進めている「いつか僕らがグレーになる頃に」。青の章『BLUE・BLUE・BLUE』、黄の章『ひまわり』、そして赤の章の構想はここから始まりました。赤の章では、美幸が死んだ1年後、直樹、大輔、純司が22歳になったときの世界。美幸の死から立ち直れない大輔。その再生の日々を追う予定です。
第一稿ネームは既に執筆済みですが、これから大幅な修正をしていくため、本格的な制作はまだ先になる見通しです。
今回は一気に主人公達が大人になったということもあり、台詞やト書きに無理なく気持ちが乗った実感があります。それに加えて、最近の僕の収穫は小説家・森博嗣さんの言葉達との出会いでしょう。今まで言葉にできなったものが、彼の小説の中でたくさん発見できた気がします。今度はそれをただトレースするのではなく、僕の言葉で、想いで、マンガに表現したいと思っています。
 
―別れ―
 
人間は思い出して、悲しくなるんだ。
ゆっくり思い出して、そして……、
何かと比較して、悲しくなるんだ。
そんな余裕がないときには、悲しくなんてならない。

人にはいつも、選択に充分な時間が与えられることはない。

もう二度と会えない人、もう二度と立ち寄らない場所、もう二度と触れないもの、もう二度と聴けない音楽。
人生は、常にそんな別れの連続ですね。
幼い頃は、別れの意味がわからなかったし、未来の予測ができないわけですから、悲しくもない。
逆に歳を重ねれば、人は別れに慣れ、
また、自分の老いさきが短いという覚悟もできて、不思議に平常のものとなります。
ですから、その途中の世代だけが、別れを悲しむのです。

―森博嗣『女王の百年密室』より―

10.16.12:30

『ひまわり』が【努力賞】受賞

d4e23546.jpg

2010年10月19日(火)発売
小学館「月刊サンデーGX 11月号」

小学館「月刊サンデーGX 11月号」342ページにて
第30回GX新人賞の結果発表が・・・!!

『The Ropes~平成の常盤荘~3/5 Vol.5』に収録の
僕の作品『ひまわり』が【努力賞】を受賞致しまして、ワンカットではありますが、掲載されます。

正直、自信作であっただけに、もうちょい上の賞を獲れるのでは!と思っていたのですが、残念ながら努力賞…。しかも、かなり酷評ときてる…。絵がダメだって…。
まぁ、ちょっと語弊がある、とフォローしてくれたんですが、要は「デッサン力はあるけど、全然絵柄がうちの雑誌のカラーじゃないよね!なんで応募したの?」って話でした。「絵柄変えてでも、うちで頑張るなら話は別だけど…」みたいな。。。
確かに雑誌をめくってみると、かわいいヒロイン役の女の子達がたくさん出て来る。明らかに僕のマンガとは毛並みが違う(+o+)リサーチ不足だった!『ソラニン』作者の浅野いにおさんもGX新人賞出身って聞いてたから、「俺の路線でもいけるだろう!」と思ってた(T_T)!もともと浅野さんは「スピリッツ」に担当の方がいたようで、その担当の方が部署移動で「GX」に来たのがきっかけで連載を始めたのだとか。かなり異例だったみたいだし、連載当初は全然人気がなかったみたいです。

56dc404f.jpg92ecb05f.jpg

さて、落ち込んでいても仕方がないので、来週からまた頑張りたいと思います。スピード感持ってやっていかないと、あっという間に年をとってしまうので(笑)マジ頑張ります!

08.29.20:16

COMITIA93、無事終了!

COMITIA93.JPG

1年間!! Thank you 4 (*^^)v 

今、COMITIA93から帰ってきました。
いやー、なんか疲れよりも充実感が勝っています。

今回でちょうど1周年、5回目の参加だったわけですが、こんなにもお客さんとの距離が近かったことはなかったんじゃないかと思いました。 正直、感動しました!!

遠路はるばる来てくれたバイト時代の先輩、大学の先輩、後輩。もうなんて感謝したらいいか!東京ビックサイトは遠いし、マンガ好きじゃないと中々イベントは楽しめない。それでも、僕なんかのために来てくれた人達。
少ししかお話できなかったけど、とてもとてもうれしかった。
本当に、本当に、ありがとうございます<m(__)m>

少なからず、こんな僕にもこの1年でファンの方がついてくれました(*^^)vサインや握手をイベントで求められたのは初めてでしたし、友人に頼まれて買いに来た方や、新作を楽しみにして買ってくださる方もいて、感涙でした(ToT)ダアアア‐

出会い―

あと今回は本当に素敵な出会いがたくさんあって、お母さん連れの女の子(自分のお小遣いで買ってくれた!ただ、Vol.2の内容は難しいかも(汗)ごめんね!)、海外出張前に僕らの情熱に感銘してくれた人、僕らのサークルのように複数人が所属するサークルを立ち上げたいという人たち…本当にたくさん、たくさんの人達との出会い。大切にしたいです。ぜひ、またお会いしたいです!

これで、しばらくはここに戻ってこないのだと思うと、少しさみしい。
この場所に哀愁を覚えるなんて、1年前の僕じゃ考えられなかった。
これが僕の1年だった―

とにかく、今日は寝よう。
明日からまた描こう。
こんな気持ちでいられる今を素敵に思おう 思おう