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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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  • 11/26/06:51

03.02.17:48

地球

101520ba.jpg

地球(1.5m×1.5m)

ミュージカルの舞台背景で使う地球を描いてきました。
 
使用したもの
・段ボール
・模造紙
・ガムテープ
・ボンド
・イベントカラー 

舞台背景を描くときに気を付けていることは、立体感を出すことです。2次元である平面の背景に、いかに奥行きを出すか。ここでグラデーションという技法がとても有効に働きます。2004年に初めて立教プロダクションにて舞台背景を手掛けたときに試したものです。
複数の絵具をキャンバス上で混ぜ合わせ、濃淡の切れ目をなくすことで、より自然な具象物を表現することが可能です。勿論、大きな絵なので近くで見れば平面なのですが、ある一定の距離を保って見ると、不思議と本物みたいに見えるのです。

この技法で最も大切なのは
★水分★
ベース色が渇く前に、次の色を乗せて、混ぜ褪せていくスピード!
よって、大きな絵なのにも関わらず、作業時間は非常に短いです。
この絵も賞味30分といったところ。

出来具合はイマイチですが、段ボールに本格的に試したのは初めてだったので、色々勉強になりました。
まず、水分を吸うスピードがべニア板に比べて非常に速い。だからさらにスピードが必要になる。
今回は下書きなしで、一発描きでしたが、きちんと描くためには下書きは勿論、イメージ図、色を作って違う紙に試してから塗るなど、細かい作業を怠ってはいけません。

・・・怠りました・・・。すみません<m(__)m>

でも、久々に大きな絵を描いたので、単純に楽しかったです。
マンガとはまた違う脳を働かせていると思います。
絵を描くって楽しいですね。大きな刷毛を思いっきり振れるのもいい!

さぁ、土曜日はいよいよテクニカルリハーサル!
せ、せ、台詞を覚えなくちゃ・・・・・・!!!!
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02.28.19:36

リトルダンサーズ★

8d1f6b32.JPG 

ミュージカル練習

写真は、本日の練習風景。主人公達が悪に立ち向かうべく、宇宙船に乗り込み、月に向かうシーンです。
 
手前で踊るのはリトルダンサーズ。
みんな歌も踊りもとても上手!

近年、このリトルダンサーズの演技が他のグループに比べて完成度を上げるのが非常に速いです。
勿論、子ども一人ひとりの力もあるのでしょうが、僕は指導しているお母さん方の力も大きいと感じています。
小さい子どもを動かしていくのはとても大変です。また、ただ動かすだけでなく、楽しくやりがいを持たせてやるのはもっと難しいです。その点で、にこやかにのびのびと踊り、歌う彼ら・彼女らを指導しているお母さん方に、賞賛の拍手を送りたいです!!
本当にいつもありがとうございます<m(__)m>

さて、今日で2月も終わり。本番まであと20日!僕も台詞覚えたり、美術を作ったり、もっと頑張らなくちゃなぁって感じます。がんばろう。がんばろう。

02.23.12:58

3月21日(日)ミュージカル『Kaguya』上演!

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2010年3月21日(日)
第9回児童センターミュージカル『Kaguya<かぐや>
~いま、わたしにできること~』上演!

僕が地元で参加しているボランティアミュージカルのパンフレットの表紙ができました。例年のパンフレットの絵は僕の担当ではないのですが、訳あって今回は僕が担当することになりました。
〆切が近いとのことで、完徹やっつけです(汗
スタッフ関係者のみなさん、本当すみません<m(__)m>反省の意味を込めて、今回は舞台パンフレットの作り方について考えてみます。

舞台パンフレットを描くとき

マンガの制作とは明らかに違います。マンガのように作家1人で舞台は作られている訳ではないからです。
よって、制作に入る前にイメージを持っているディレクター(演出家)の人との打ち合わせが必要です。(商業舞台だとプロデューサーかな)
・この劇で一番伝えたいことは何か
・どんな人にこの舞台を観てもらいたいか
・その人たちの心に響くキャッチコピーを作るために、この劇のどの部分を切り取るか
・劇全体を包括する背景やシーンはどこか
・誰を打ち出すべきか
などなど…様々な話し合いをします。広告代理店さんのお仕事に似ていますね。

パンフレット制作者のみならず、舞台の場合、メイク・コスチューム(衣装)、セット(大道具)、プロパティ―(小道具)、サウンド、ライト、プロデューサー、各スタッフが舞台の演出家が持つイメージをきちんと共有することが大切です。ひとつでもイメージがバラつくと、せっかく統一された色が台無しになってしまうからです。

だから今回は話し合いなしで、描いてしまった僕はダメな子なわけです。
(そして、描き直し、イラストをアップし直しました


最終的には象徴的なシーンを選びました

・・・と、まぁ、言い訳はここまでにして・・・

パンフレットの構図には結構悩みました。ストーリーの舞台が地球・月・宇宙と広がるので、やはり月と地球を出すべきかなとか、月を乗っ取ろうとする悪役の手を象徴的に描こうかなとか…。最終的には象徴的な月を地球から見つめている主人公2人の後ろ姿に落ち着きました。
それでは、今回は劇中で使われる『スマイル』という曲を紹介します。ポケモンだったんですね。
マジいい歌です!正直、子どもたちの合唱の方が何倍も泣ける曲です!
是非、生の舞台でお聞きして頂きたいです!

・・・ということで告知です!

来たる3月21日(日)ミュージカル『Kaguyaかぐや』上演

柏っていい街だよ。ここで生まれてよかった、住んでよかったと感じられる街になったらいいなぁ~の想いから始まったこのミュージカル。台本・演出・音楽・衣装・美術など、すべてボランティアが力を合わせて作り上げた作品です。演じるのは柏の子どもたち!
暖かい人の輪から、小さな幸せと喜びを込めて贈る「児童センターミュージカル」第9作!私、三輪は今回舞台美術を担当、また、役者としても参加させて頂いております。お時間ある方は是非遊びにお越しください。

日時:2010年3月21日(日)
開場:午後1時30分
開演:午後2時
入場無料
場所:柏市豊四季台近隣センター(体育館)
住所:千葉県柏市かやの町2-65
行き方:柏駅西口より,豊四季台団地循環バス(柏01)で「集会所」下車,徒歩10分
地図はこちら
※お車でのお越しもOKです

 

11.03.20:31

『ハーメルン2009』終演

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11月1日(日)アミュゼ柏にて豊四季台児童センター主催
ミュージカル『ハーメルン2009』が無事公演を終えました。
インフルエンザの影響でほとんど練習にメンバーが揃わないまま、一時は中止の声も上がりました。最終リハでも不安を抱えたまま本番を迎えたわけですが、幕が上がれば、奇跡のような出来栄えで、途中で泣いてしまいました。
忙しい中、観に来てくれた方々、本当にありがとうございました。

主に小学生中心で構成されているメンバーは、中学・高校になると、受験や部活動などでミュージカルへの参加が厳しくなります。
よって、この11月公演を最後に卒業していくメンバーが多いのです。

今回も例年のようにこの『ハーメルン2009』で卒業していった子ども達がいました。
もちろん第1作目から出ている子もそこにはいるわけで、
その子は練習の最終日、みんなに手紙を配っていました。

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「みわ兄ちゃんへ
 …本当にこのミュージカルの日が天国のように楽しかったです…

本番、僕が上手袖幕後ろで舞台を覗いていると、反対の下手袖幕後ろ側で出番を待つ子ども達が目を擦っているのが見えました。何度も何度も擦るものだから、涙なんか見えなかったけど、泣いていることはわかりました。


そんな想いがたくさん乗った舞台を自分の失敗で台無しになんかできません。
感動と同時に燃えてきました。

僕は役者の経験がほとんどありません。
学生時代も役者に口出しはするくせに、自分は演者の経験はなかったのです。
自分の中のビジョンを具現化するということは、絵でも演技でも同様に難しい。
ただ、身体表現には熱が発生します。
“本当の気持ち”が伝わるのです
客観的評価では大したことないかもしれないけど、本番の僕は自分でも、
かなり熱が入っていて、自然に台詞が出てきたような気がします。
なんとか、セーフだ!!と思いながら、自分の出番を終え、ラストシーンの合唱を待ちました。

『愛を信じて』

なにかが変わった 僕にはわかる
あの子が笑っている 帰ってくる


やさしい夕暮れ 心を染めて
すべてが幸せ色に染まるひととき

信じあうこと 思いやること
あなたと私の中に絆が生まれる


いいたいことがココロにあふれる
わかって欲しいんだ この気持ちを


あなたのことが大好きよ
生まれてきてくれたこと 本当にありがとう

信じあうこと 思いやること
あなたと私の中に絆が生まれる


信じあうこと 思いやること
世界を包むハーモニー 闇を照らす



僕らは幾度となく「ありがとう」と「さよなら」を繰り返して行くけど
多分ずっと繋がっていける。

「受験終わったら帰ってきます」

「高校生になっても絶対きます」

その言葉達が、また僕に「ここで頑張ろう」って思わせてくれるんだよ。

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こちらこそ、ありがとう。

10.06.10:04

11月1日、ミュージカル『ハーメルン』上演

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毎年3月と11月に豊四季台児童センター主催のミュージカルに参加しています。
今年で8年目になるのですが、僕が参加したのは3回目の『ハーメルン』からでした。
最初は舞台背景を担当していたのですが、いつからかこの強面を買われてか役者もやるようになりました。もちろん、悪役です(笑)

さて、このミュージカルは地元の柏でやっているもので、主役は子ども達です。
「世代を越えて何かひとつのものできないかしら?」
当時の児童センターの先生がぼやきだしたのが始まりです。
当時、僕は19歳で、専門学校の卒業制作に追われてて、手伝えなかったのですが、第一回公演を観に行ってからは、絶対自分も参加したいと思いました。
コーラスにおじいさん・おばあさん、運営をお母さん・お父さん方、音楽を生演奏…あぁ、本当にみんな楽しそうだなって…。子ども達のひたむきさに涙を流しました。そして浪人を終えて初めて参加したのがこの『ハーメルン』でした。
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奇しくも5年前の作品のリバイバルに、こうやってまた役者として出演できるのは非常に感謝です。
写真の舞台背景は僕が21歳のときに初めて描いた舞台背景です。横8m縦3mのものになります。
今見ると恥ずかしい限りですが、思えば、これが僕と舞台美術との最初の出会いでした。

これから11月1日(日)の公演に向けて週1の練習が始まります!
子ども達の足を引っ張らないように、また、子ども達にやる気を出させてあげられるように
精一杯頑張りたいと思いますので、皆々様、ご声援のほどよろしくお願い致します!!