07.29.11:05
[PR]
11.15.00:48
くまのぬいぐるみ①
The Audition
for 『くまのぬいぐるみ』
2011.03.20
大学の頃からこのミュージカルに参加させて頂いているのですが、11月は大学の劇大会があったため、なかなかこちらに参加できない状況でした。なので、こうやって11月からがっつり関わらせて頂くのは、実は初めてだったりします。なるほど…オーディションって、こんな感じなんだ!(写真は午後のスタッフミーティング風景。みなさん、朝早くから夕方までお疲れ様ですヽ(^。^)ノ)
子ども達の熱気
さて、オーディションのやり方は、子ども達にまず短い台詞カードを配って、気に入った役を演じてもらう、といったシンプルな形。もちろん、プロの劇団でもないので、例年のオーディションは「競争」といった雰囲気は、全体としてあまり馴染みがなかったような気がします(個々人にはあったのかもしれませんが)。子どもの心理的にも、「絶対にこの役やりたい!」って執着心みたいなものは生まれにくい。
というのも…どうしても、年齢に偏りが出てしまう(小中学生が多い)ため、悪役といった難しい役どころ(低音の男の声などを必要とする役)はオーディションやらなくても、僕のような少数の20代の大学生に回ってくることが多かったのです。オーディションを受けなくても、行ったら名前が載ってる!なんてこともありました(笑)もしかしたら子どもの中には、やりたかったけど声に出せなかった子もいたかもしれませんね。ごめんね(p_-)
でも!今回バシバシ伝わってきたのは、子ども達の「その難しい役どころ!俺が、私がやったろうやないの!」という熱い気持ち!もし、僕が演出の立場じゃなくて、出演者側にいたとしても、今回僕の出る幕なんかはなかったんじゃないかな、と思います。それほどみんなやる気があるし、熱気がある。なんか、圧倒されてしまいました。みんな、すごい!!楽しみです♪僕も負けないように、頑張りますo(^o^)o
来月の12月12日(日)には、試演・キャスト発表・顔合わせなどがあります。ドキドキ。
どんどん、形になっていく。1人じゃできない。それが僕が感じるマンガ制作との1番の差です。
みんなで作る『くまのぬいぐるみ~きみのこころをきかせて~』!最高のものができますように・・・(*^^)v
11.08.23:34
COMITIA94告知!
2010年11月14日(日)
東京ビックサイトにてThe Ropesの新刊を発行致します。
イベント名:COMITIA94
公式HP↓↓↓
http://www.comitia.co.jp/
日時:2010年11月14日(日)11:00~16:00
場所:東京ビックサイト西1・2ホール
団体名:The Ropes~平成の常盤荘~
スペース:あ‐25b
新刊:『The Ropes~平成の常盤荘~ 3/5 Vol.6』(¥500)
読み切り3作品の全70ページ
―収録作品―
鈴木よみし『ひとつぼしは静かにいるだけ』
木村寧都『将棋女子高生』
浅葱蓮『美代子のゆめ』
初めて、僕の作品抜きの作品集になっています。少しさみしいですが、各メンバーとも、すごく頑張って描いていたようなので、是非、よろしくお願いします。実は、僕、打ち合わせも呼ばれなかった(汗)!ハブですか!?いや、きっと僕に気を遣ってくれたんですよね!そうに違いない(>_<)!
さて、扉絵と予告ページ、2ページほど僕も関わらせてもらいました。とは言っても、ほとんど絵は描いていないんですが・・・現在ネーム段階の次回作について、すこし触れています。興味あったら、覗いてみてください♪♪
前回のVol.5の感想が届きました!
ちょうど、前回のCOMITIA93でのP&Rコーナー(読者アンケート)が発表されました。なんと、『The Ropes~平成の常盤荘~3/5 Vol.5』がハガキアンケートで2位になっているではありませんか!?すげぇ。。。描いていて良かったと思える瞬間は、読者様の声が届いた瞬間です。ご感想寄せてくださった方々、本当にありがとうございました!!本当に本当に、ありがとうございました!!
11.04.01:44
君の好きだった歌
11月2日、早速ASKAのセルフカヴァーアルバム第二弾となる『君の知らない君の歌』を買った。
胸を躍らせながら、帰って歌詞カードをめくる。とは言っても、中学生の頃からくり返し歌ってきた彼の歌詞は、既に僕の頭の中にほとんど入っている。お目当ては、今回新たに歌詞が追加されたという10曲目の『君の好きだった歌』。1995年に発売された『Code Name 1 Brother Sun』の1曲目に収録されている歌。いや、導入曲と言った方がいい。それくらい短い楽曲だった。それが今回、フルバージョンとして再収録したというので、嬉々として僕は最初の一ページ目をめくった。
すると、目次よりも前に飛び込んできたのは、ある一遍の詩だった。
つくづく想像だと思う
切り抜きしたポットの前にグラスコップの写真をかさねてみた
白いロウソクをコップに貼るとミルクに見える
見るか見えないか 共鳴とはここなんだと思う
想像…。最近、僕の気になっている言葉のひとつだ。
すべては想像なのだと、僕は思う。たとえば、自分で経験しなくても、誰かの悲恋に僕らは胸を痛める。訪れたことのない土地の写真で見るだけで、その空気や風に憧れも抱ける。
逆に想像力の乏しいひとは、他人の気持ちが分からないのだろう。だからあの人たちは、あんなことやこんなことを言えてしまうのだと思う。想像力が「損失した」のか、それとも「欠落していた」のか。どっちなのだろう。僕らは、五感よりも、想像力を使っている時の方が多いというのに。
「見るか」「見えないか」…目的語はきっと、「人の気持ち」なんだ、と僕は思う。
今日は天気も良かったから、いつも走るランニングロードを、ASKAのアルバムを聴きながら、自転車で走った。ちょうど、The Ropesの新刊の扉絵も頼まれていたから、取材も兼ねて。
いつも夜しか走らないから、休日のゆるやかな風景は、全然知らない場所に思える。息子に釣りを教えているお父さん、木漏れ日の中にお弁当を広げる老夫婦、チワワを散歩させている若い女性、面倒くさそうに後ろを歩いているのは旦那さんだろうか。いろんな人を“見てみる”。
写真をパシャパシャと撮っていると、中学生らしき3人組の1人が、自転車を止めて僕に何か叫んでいる。イヤホンをはずして近づいてみると、今年中学生に上がった、児童センターミュージカルの女の子だった。
「おう、何してんだ?」と話しかける。
「ん?遊んでるの。」と緊張感なく返す女の子。
「こんにちは」と、今度は隣にいる見知らぬ2人にも挨拶。
「ど~も~、ふふふ」と笑いながら、愛想良く返してくる。さすが、類は友を呼ぶ、か。なかなか、フランクな集団みたいだ。彼女たちは笑いながら去っていった。
さて、27歳の僕はどんなふうに“見られた”んだろう。
そういえば、当時、中学生の僕は、この歌を聴いて、なんで僕の町には都合のいい坂道がないのだろうと思った。なんで喫茶店もないのだろう。それさえあれば、もっと素敵な恋ができるんじゃないかって思った。でも、考えてみれば、喫茶店に行くような年でもなかったし、何よりも『brother sun and sister moon』なんて映画、僕は観たときも聞いたときもなかった。きっと彼女たちも知らないに違いない。
君の好きだった歌
10.30.11:30
縞模様のパジャマの少年★★★★★
Childhood is measured out by sounds and smells and sights,
before the dark hour of reason grows.
John Betjeman
子供時代とは、分別という暗い世界を知る前に、音と匂いと自分の目で事物を確かめる時代である。
ジョン・ベチェマン
Story
ナチス将校を父親に持つ8歳のブルーノは、ある日、ドイツ郊外に転居することになる。
友達とも別れ、淋しい日々を送っているブルーノだったが、両親に立ち入りを禁止されていた裏の森の奥で、パジャマ姿をした不思議な少年と友達になる。有刺鉄線のフェンス越しで育まれる友情。
ホロコーストの悲劇を無邪気な少年の目から綴った衝撃の感動作!
(正直、予告編とか何も観ないで、予備知識なしで観てほしい一作です!!)
―この映画との出会い
10月2日、禁煙1日目。昼時に親友から一本の電話。
「今日、保育園の運動会と思ってたら来週だった(笑)今何してる?」
コイツには子どもはいない。まだ結婚もしていない。ただ、同年代の友人達の子どもを、まるで自分の子どものようにかわいがるという、良いのか悪いのかよくわからない癖がある。この日も、来年小学校にあがる子どもの保育園最後の運動会のために、張り切ってと家を出てきたらしいのだ。
着いてみたら、保育園はいつも通りの土曜の静けさを保っていて、半ば自分に笑えているようだった。
「はは、朝から静かだなぁって思ってた。来週だったんだ。」と僕は答える。
僕の家の隣は、そいつのいう、保育園がある。保育園に来たということは、僕の家に来たというのに等しい。
ちょうど家には誰もいなかったし、来週に控えた純司の結婚式のことについても話し合いたかったから、行き場を失った親友を収容してあげた。運動会が来週なのが惜しいくらいの天気だったので、庭でコーヒーを飲みながら、やっぱり関係ないことで終始した。土曜の午後はとても静かで、僕らの声はよく響いた。
その会話の中で、そいつが紹介してくれたのが、この『縞模様のパジャマの少年』という映画だった。僕らの涙腺は幼い頃から一緒だ。いや、一緒にいて一緒になったのかもしれない。それほどの時間を2人で過ごした。
フェンスの向こう側の保育園で、幼い頃の僕は育った。
フェンスのこちら側の庭で、今の僕が笑ってる。
なんか変な感じだ。
5歳のときに縄張り争いで出会った近所の男の子が、今僕の前で大声で笑っている。
年を重ねるのも悪くないと思えるのは、こういった瞬間だと、僕は思う。
そういえば、親友のそいつはヘビースモーカーで、僕が禁煙を始めたと言うと大声で笑った。僕の禁煙が1日しかもったことがないことを、そいつは何度も目のあたりにしてきたからだ。親友は一本22円になったタバコを勧めた。普段吸わないメンソール。禁煙が破られるときは、決まっていつもメンソールだったと、今更になってやっと僕は気付いた。
親友は、また笑った。
恨めしく思った気持ちも、この映画を観て、少し安らいだ。
10.28.23:45
君の知らない君の歌
ASKA
New Album
2010.11.03 Release
『君の知らない君の歌』
【収録曲】 01. めぐり逢い
02. 好きになる
03. パラシュートの部屋で
04. B.G.M
05. MIDNIGHT 2 CALL
06. 明け方の君
07. くぐりぬけて見れば
08. Far Away
09. 201号
10. 君の好きだった歌
11. no doubt
12. C-46
待ってました~!いや~、前アルバム『12』に引き続き、5曲目の『MIDNIGHT 2 CALL』以外全曲CHAGE&ASKA時代のアレンジナンバーとなっていますね!大好きな曲ばかりです。4曲目の『B.G.M』や7曲目の『くぐりぬけて見れば』は、かなり古いところから引っ張ってきてるけど、ファンとしてはラブソングとしてかなりクオリティーの高い楽曲だと思います。
また、アルバムタイトルが憎い!!曲順を見れば、いかにコンセプトをしっかり置いているか分かります。
とにかく、早く買いたい!聴きたい!これがあれば、日々頑張れる気がする(笑)
様々な時代、様々な場面、様々な気持ちで書き綴ってきた膨大なラブソングの中から、ASKA自身が12曲をセレクト。楽曲を通じ、出会い、別れ、青春、夢、ノスタルジー、恋愛観が語られていく。
些細だけれどふたりにとってはそれが世界の全て。
ふたりだけの世界=201号室で起こる出来事を中心に物語は動いていく。
過ぎ去った恋愛は、いつだって僕らの心を締め付ける。
C-46カセットテープが呼び起こす、そんなノスタルジーに溢れたコンセプトアルバム。
「C-46」
近くを通るといつだって 見上げてしまう
君もこんなふうに 想い出を見上げたかい
あのとき僕らは どこまで離れたのかな
いつものことだと どこかになかったかな