07.18.18:00
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02.06.20:35
パフ⑥
それぞれの努力が繋がると、一つの物語ができる
昨日から通し稽古がスタート。
Aグループ、Bグループ、ちょっちゃか隊、それぞれの努力が繋がると、一つの物語ができる。
練習では、ずいぶん細やかなところまで指導ができるようになったなぁ~って感じます。たとえば、対話する相手との距離によって心の距離感を表したり、感情を、歩く速さで表現したり。舞台マナーだけでなくて、お芝居の指導ができるようになってくると、僕も楽くなってきます。
それでも、大事なのは、子ども達の「やりがい」。これを忘れずに頑張りたいと思います。
「スタッフ一人一人が、自分の役割を持っているのがわかる」
そんなコメントを、児童センターの職員の方から頂きました。僕もそれは感じていて、通し稽古をやっている間も、スタッフが動いているのがわかるんです。集中力が切れたら注意するし、僕がいなくてもグループ練習ができるように演出をきちんとメモしてくれたり、風邪で休んだ子どもの代役をしてくれたり、AとBの入れ替わりを促してくれたり。そのおかげで僕は演出の役割に集中することができる。
ああ~、コミットしてるな~って節々で感じることができる。
本当にみんな、素晴らしいです!
よし!美術の方も制作していかなくちゃ。
01.29.17:52
パフ⑤
4回目の練習終了。今日は、Aグループ、ちっちゃか隊は、『勇気100%』の振付を早くも覚えてしまいました。短い時間でこんなに上手に踊れるようになってしまうんですね。スゴイ☆
それは、何個でも、なんでもいい。
子ども達が日に日に楽しそうに、または上手になっていく姿を見るのは、なによりもうれしい。
それだけで満足してしまう。
この児童センターミュージカルの本番は3月18日(日)なわけだけど、僕の本番は、この練習、1回1回のような気がする。劇作りの楽しさ、人と人とのつながり、新しい友だちができること、誰のために頑張るのか考えること、仲間への感謝の気持ち、できないことができるようになったときの嬉しさ・・・。
そんな、子ども達がいろんなことを感じる場面を作ること、きっかけを与えること。
それが僕の役割なんだと思う。
すべてすべてを学んでほしいと思っているわけじゃなくて、僕が散りばめた幾つかのものの中で、自分がピンときたものをキャッチしてくれれば、それは、何個でも、なんでもいい。
小さな何かを拾って、首を傾げて、じっと眺めて、考えて。
振ったり、投げたり、においを嗅いで、考えて。
何かに気付いたり、発見したら、満面の笑みで、言葉にして、伝えて。
そんな瞬間に出会えることが、なによりもうれしい。
下記の詩は、3月公演を震災の影響で迎えることができないまま、引っ越してしまった子どもが、新しい学校で書いてくれたものです。たくさんの人を感動させ、市で賞をいただいたそうです。とっても素敵な詩だったので、ご紹介したいと思います。
「後かいしないように、全力でいこう。」
「おう。」
足をふんばり、かたを組む
おなかの底から声を出す
みんなの思いが うでから通じる
みんなと全力を出す児童センターミュージカル
引っこしで できなくなる
その円じんのくれるゆう気は
いつでも どこでも 同じゆう気
だから どこでもだいじょうぶ
ぼくに とても大きなゆう気をくれる
01.25.16:07
『あたたかい雪』が【準入選】受賞
「アフタヌーン・四季賞・2011年冬のコンテスト」
『あたたかい雪』【準入選】受賞
三輪亮介『あたたかい雪』
「The Ropes~平成の常盤荘~ 2/5 Vol.8」収録
2012年1月25日(水)発売の「アフタヌーン3月号」(講談社)に、例によってワンカットですが、載ることができました。それもこれも、応援してくださった皆様方のお陰だと思っています。本当にありがとうございます。
(2012年1月25日発売「アフタヌーン3月号」(講談社)129ページより)
この作品は、僕の小学校時代の記憶をモチーフに描き進めていた、4部作、「いつか僕らがグレーになる頃に」の最終章となっています。登場人物達も然ることながら、場所、エピソードなど、個人的な想い出をたくさん詰め込みました。その分、「for us(僕らのため)」と「for you(読者さんのため)」のバランスを取るのに苦労した気がします。もしかしたら、評価対象にもならないかもしれないと思っていた分、今回の受賞は「あの頃の僕ら」が認められた気がして、すごくうれしく思っています。
でも、他の受賞作家さんのコメントを見ていると、皆一様に、魂を込めて作品を作っているのだと、改めて気付かされました。何も僕だけじゃない。みんな“本気(マヂ)”で生きているんだなぁって。
慢心せず、今度は誌面にて、「for you」全開の作品を、皆さんのもとにお届けできたらと思いますので、これからもよろしくお願いします!
01.24.19:39
歌の中には不自由がない
『歌の中には不自由がない』
ASKA Release2012/01/21
突如、i-Tuneで配信となった今回の新曲。プロモーション皆無のリリースに、ファンも驚いているようです。
ただ、アーティストが書きたいときに歌を書いて、出したいときに出せるという意味では、とても現代に見合ったリリースの仕方であったと思います。そういうタイミングとか、ASKAは気にしてそうですよね。
歌詞カードがないのは、残念ですが。
先日のコンサートでは、さらにもう一曲『朝をありがとう』も披露したとか!
そろそろアルバムを期待してもいいのではないでしょうか!
さて、今回の曲を、kicksを彷彿とさせるASKAのロックミュージックだ!と叫んでいる人も多いようです。
「人には人のやり方がある」ってフレーズは、まさにアルバム「kicks」収録の『NOW』や『花は咲いたか』の歌詞に通じるものがあると思います。ギターのエッジの利かせ方とかも似ている気がします。
ただ、僕はやはり、近年ASKAが築いてきた独特のテンポと、70年代以降の日本の歌謡曲との融合を感じます。
新しいんだけど、懐かしい。
どこかにあったような気がするけど、実はどこにもない。
それがASKAの曲だと思います。
歌の中には不自由がない 夜でも朝にでもなれる
とうの昔に片付いたこと 何度も向かい合える
どこか人は終わりたい 今は何か消し去りたい
どんな孤独さえも 歌の中には不自由がない
今まで信じた事 これまで聞かされた話が
どれもこれも嘘だとしても 歌の中には不自由がない
「とうの昔に片付いたこと 何度も向かい合える」って行が、とても響きました。
01.22.23:44
パフ④
「マラソン」ではなく、「駅伝」。
今日で3回目の練習が終了。
とにかく、みんな、覚えが早い。
もう既に台本を離して練習している子もいる。
どれだけ家で練習しているのだろう。
近年僕は、特に中高生以上の参加者の活躍に、助けられている気がする。
小さい子ども達の面倒はもちろん、先頭を切ってグループを引っ張っていってくれている姿に、本当に感心してしまう。みんな、すごい。
僕が注意しなくちゃいけないのは、ワンマンではなく、そういった個々人の能力が、各分野で発揮される「余地」を作ってあげること。
学生時代は、どうしても自分のビジョンが強すぎて、逸れたり、ブレたりするのが許せなかった。成果を挙げるためには、1年という執行任期は短過ぎたし、クオリティーに関するスキル不足は、自分で補ってしまう傾向が強かった。
とにかく、時間に追われていた。
でも、最近の僕は、自分の理想を1年で追いかけるのではなく、3年かけて追いかけるようにしている。そうすることで、各年の目標に対するタスクが減り、その分、ボトムアップ型の組織作りに時間をかけられる。1年で自分が完全燃焼してしまうと、組織には意外と何も残らないことが多い。それを、学んだ。
大事なのは、来年も再来年も、ずっと、みんなで走っていられること。
「マラソン」ではなく、「駅伝」。
もちろん、ディレクションは持つ。
でも、同じ方向に向かっていれば、あとは自由に、楽しく走っていい。
時間に余裕があると、「楽しく」も入れてあげられるようになる。
だから、子ども達から上がってきた意見、たとえば、「ここ、こんなふうにしてみたんですけど…」ってものに関しては、なるべく「YES」で答えたい。
その時間を捻出するための準備に、腐心すべきなんだって、今は思う。