11.22.14:40
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01.22.23:44
パフ④
「マラソン」ではなく、「駅伝」。
今日で3回目の練習が終了。
とにかく、みんな、覚えが早い。
もう既に台本を離して練習している子もいる。
どれだけ家で練習しているのだろう。
近年僕は、特に中高生以上の参加者の活躍に、助けられている気がする。
小さい子ども達の面倒はもちろん、先頭を切ってグループを引っ張っていってくれている姿に、本当に感心してしまう。みんな、すごい。
僕が注意しなくちゃいけないのは、ワンマンではなく、そういった個々人の能力が、各分野で発揮される「余地」を作ってあげること。
学生時代は、どうしても自分のビジョンが強すぎて、逸れたり、ブレたりするのが許せなかった。成果を挙げるためには、1年という執行任期は短過ぎたし、クオリティーに関するスキル不足は、自分で補ってしまう傾向が強かった。
とにかく、時間に追われていた。
でも、最近の僕は、自分の理想を1年で追いかけるのではなく、3年かけて追いかけるようにしている。そうすることで、各年の目標に対するタスクが減り、その分、ボトムアップ型の組織作りに時間をかけられる。1年で自分が完全燃焼してしまうと、組織には意外と何も残らないことが多い。それを、学んだ。
大事なのは、来年も再来年も、ずっと、みんなで走っていられること。
「マラソン」ではなく、「駅伝」。
もちろん、ディレクションは持つ。
でも、同じ方向に向かっていれば、あとは自由に、楽しく走っていい。
時間に余裕があると、「楽しく」も入れてあげられるようになる。
だから、子ども達から上がってきた意見、たとえば、「ここ、こんなふうにしてみたんですけど…」ってものに関しては、なるべく「YES」で答えたい。
その時間を捻出するための準備に、腐心すべきなんだって、今は思う。
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