11.23.07:36
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08.06.02:17
問題解決学習ぅってなに?
問題解決学習とは…
これまでの教師側から与えて行く知識伝道ではなく、子どもが自ら疑問を持ち、考え、答えを導き出す、いわば自主性を重んじた学習方法。「好きこそものの上手なれ」といった具合に、子どもの学習意欲はもちろんのこと、論理的思考能力・学力向上にも有用。
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問題!!
ある日、子どもと公園に行きました。
するとあなたは赤トンボが飛んでいるのを発見します。 子どもはまだ気づいていません。 この前、図鑑で一緒にトンボの種類を読んであげたばかりです。 教育熱心なあなたはどうにか子どもに気付いてほしい!と思います。 さて、あなたはなんて話しかけますか?
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05.31.21:54
グリコーゲンローディング
中学生の頃、駅伝部に2年間所属していたこともあって、長い間缶詰状態が続くと、走りたくなります。
最近は制作期間に入ってしまったのでなかなか行けないのですが、構想段階だと、近所の土手沿いを夜な夜な走りながら作りかけの物語の続きを見ます。まぁ、一番の理由は体系維持なんですが。とにかく身体を動かすのは割と好きな方です。
忌わしい「保健体育」
高校1年生の中間試験、僕は「保健・体育」で人生初の赤点を叩き出しました。原因は勉強しなかったからですが、その勉強をしなかった理由はなんとも十代的な理由で・・・
中学時代、そこそこ成績の良かった僕は、高校になったら親からの期待をもう無駄に背負いたくなかったわけです。やわでした。
問題は赤点をとったこと自体ではなく、手抜きということを知らない若い体育会系の先生が受け持つ、「保健・体育」という科目だったということです。そんな彼が僕に課したものは・・・
「夏休みの間に保健・体育の教科書をすべてレポート用紙に手書きで写して来い。
勿論、図や表も色分けして。」
とのことでした。意味不明です。やんちゃすぎです。もちろん、教科書は彼が精選したものらしく、100ページにも及ぶ大作のものでした。マジかよ。。。少しヤンキー精神も持ち合わせていた僕は「バックれ」も考えたのですが、何しろ彼はこわかった・・・。泣く泣く僕は夏休みの大半を使って、教科書を清書したのでした。
そのおかげかどうかは知りませんが、僕は期末テストでは「保健・体育」に関してだけは学年1位を取ったのでした。もちろん、模写が奏功したわけでは決してなく、単に恐怖心が僕を机に向かわせていたのです。
今ではすっかりそんな知識もどこかへ行ってしまったわけですが、ひとつだけ印象深いものがあります。
それが・・・
グリコーゲンローディング
要は、筋肉にめちゃくちゃ負荷をかけたあと、数日間は運動をしないで食事だけ摂る!
そうすることで、回復した筋肉は負荷を掛ける前よりも増大するという原理です。
これは、すべて間違いではないですが、調べてみたらかなりアバウトに記憶していたみたいですので、詳しく正確に知りたい方は以下を参照してみて下さい。
スポーツ医科学レポート
http://www.gifuspo.or.jp/kobetu/taikyou/taikyo_ronbun/8/1.htm
晴れたら幸せな曲が流れていてほしい
土手沿いを夜ではなく、昼間、天気が晴れているときに走ると、とても幸せな気分になります。
道行く人はベビーカーを押すお母さん方だったり、仲良く会話を交わす老夫婦だったり、犬の寄り道に嬉しそうに付き合う若い女性だったり、川を眺めながら本を広げる大学生だったり。そこでは時間がとてもゆるやかに流れていて、暑いくらいの陽気が理由もなく僕らに空を見上げさせます。
i-Podを持っていない僕は音楽を聴きながら歩くことはできないんだけど、誰かのラジオから流れてくる曲がその場にテーマソングみたいに流れて、ちょうどサイクリングロードが途切れる頃、うまい具合にフェードアウトしていった。
なんか、こんな晴れた日には、こんな幸せな気分の曲が流れていてほしいなって思った。
moumoonで『Sunshine Girl』
05.11.20:39
運動量の確保
最近、子どもと関わる中で、教育は奥が深いなーと感じる今日この頃です。
なんとなーく、子どもと関わっていますが、少し意識すればもっと子どもは生き生きするんですよね♪
脳みそが腐っていく前に、学校で習ったことをおぼろげながら書き連ねていこうと思います。
なにか新発見!へ~!くらいに読んで頂けたらうれしいです。
運動量の確保
体育の授業で最も大切にされてる3要素がある。
それが以下3つの項目。
・運動量の確保
・安全の確保
・技術の習得
中でも【運動量の確保】は教師の中でも注目される項目。
エネルギーが有り余っている児童たちが、体育授業の中で消化不足を来たした場合、以降の座学授業に全く集中力が欠き、エネルギーの暴発でついには授業が崩壊してしまう。また、「技術の習得」にも繋がらないため、教師の中ではどのようにこの「運動量」を確保するのかが大きな課題としてよく挙げられる。
こんな例がある。40分間の体育授業で1人の生徒の運動している時間を測るといったもので、最も少ない場合でたった5分も満たないという。原因はいくつか考えられる。
・「移動時間」
体育授業は大抵は校庭か体育館である。そのため、児童たちは教室からの移動を余儀なくされる。チャイムが鳴って、机に座っていれば準備完了というわけではなく、どういった準備と体系が授業開始に最も適しているか児童が判断しづらいのが一つの大きな原因。よって、多くの学校では15分~20分休憩の「みんなの時間」「昼休み」などの前後に体育の授業を持ってくることが多い。
・「備品準備」
とにかく、体育は物を使う。マット・ハードル・コーン・etc・・・。この準備が事前にできていないとタイムロスが生まれる。
・「説明」
何かをやる前に、基本的に「説明」をする。その説明時間などに多くの時間を取られてしまってはもったいない。「目的」をはっきりさせ、すぐさま身体を動かせるような状態に持っていくのが味噌。
・「考えさせる」
一度運動をさせたら、今度は一度集めて気付いた点など意見を出させる。(このとき、集合形態はバラバラでいい。声が聞こえるということが条件なので、満たしていればわざわざ整列させることはない。)誰がどのようによかったか、改善点などを子どもに考えさせる。勿論、模範となる児童を取り上げ、みんなの前で模範演技をさせるのも常套手段。ただし、この時間が長いと結局は座学中心になってしまうので注意。
・「待ち時間」
一番大きな原因として挙げられる。簡単な例だと、50m走を何列でやるか。2列よりは4列の方が回りが速い。できるだけ1人の運動時間を考慮し、待ち時間を減らす工夫が必要。
・「優劣関係」
また、球技などでよくみられるのがこの「優劣関係」。ようは上手い人だけが運動している状態。これがひどくなると、まったく動かない児童がざらに生まれてしまう。試合などをやる場合、バスケなどの5人くらいのチームがベスト。少人数であれば5人をフルに使わなければ試合が成り立たない状況になるからだ。
メガザックリではあるが、以上のようなことを意識するだけで運動後の子どもの満足感が全然違う。
なにかミュージカルで活用できることはないかな~。
全然関係ないんですが、僕は中学校の頃、何に影響されたのか不明ですが、ずっとパワーアンクルを足首に巻いていました。片足1.5kgのやつ。体育授業は勿論、授業中もつけてました。頭おかしいですよね。なんかはずしたときにすげー強くなれる気がしたんですよね。
実際・・・?いや、短距離は少し速くなった気がします。長距離選手にはオススメしないです。
02.17.00:57
手紙
岩名中学校生徒から手紙が届きました!
1月27日に野田市岩名中学校の「職業座談会」に「マンガ家」としてお呼びがかかり、1日講師をしてきました。まだ卵の僕に…マジ恐縮です!
そのお礼や感想の手紙が本日、僕の手元に届きました。サプライズでした!
(1月27日の記事)
theropes.side-story.net/Entry/34/
僕は現在、児童センターでボランティアミュージカルをやっている関係で、子どもたちと接する機会が多いです。
もとを辿れば高校生2年生の頃、友だちと近所の公園でたむろしているうちに小学生達と仲良くなったのが始まりで、サッカー・バスケ・缶けりなど、毎日のように遊んでいました。そんな変な高校生だったものだから目立ったのでしょう。気づけば色々な地域活動に呼ばれるようになり、今日に至るわけです。
僕自身は「教育」とか「ボランティア」とか大それた意識はなくて、単に子どもといると楽しいってだけなんですが。
でも、10年ほど子どもと関わっていても、やっぱり驚かされることばかりです。『逆光』のあとがきでも書きましたが、時折子どもの感性の成長スピードについていっていない自分に気づきます。
僕らが思っているよりも子どもは全然大人で、大人は自分が思っているよりも全然子どもなんです。
改めて中学生の感性にしびれたので、今回は手紙の内容、匿名で少し紹介させてください。
本当はメチャクチャ全部紹介したい気持ちでいっぱいです!
すべて、中学2年生の言葉です。
「三輪先生の言葉の中に、“自分たちは何の為に勉強しているのか”…この質問、大体皆は良い高校に入る為だとか、何の為に部活・委員会をやっているのかに対して内申点を上げる為だとか、周りの人達はいつもそうやってつまらない応答ばかりで…(中略)少なからず、私はそういう人間にはなりたくないので、とりあえずユーモアの心と人を思う心を大切にして、弱い自分を真っ直ぐに見つめられる強さを持ちたいです。
勉強する意味、生きる理由について考えさせられた今回の座談会はとてもいい機会でした。楽しく思うままに絵を描こうと思います。」
「私も少し絵を描くのですが、ネガティブに考えて将来をあきらめていました。でも、三輪さんの話を聞いて、希望が開けたというかなんというか…自分の絵や話で人の心を動かせるって本当に凄いことだし、難しいことだと思います。中学生じゃまだ無理かもしれないけど、私にもいつかそんなことができるようになりたいです。
自分のために何をするべきなのか分かった気がします。」
「あと、三輪先生の言っていた“常になぜ?と考える”という言葉を聞いて、これから自分もいっぱい“なぜ”を考えようと思いました。」
「一番心に残ったことは『ちょっとした感動を見逃さないようにしていく』ということです。だから私はこれからはちょっとした感動を見逃さないように、常に世界に耳をかたむけていきたいと思います。」
「私は将来、何になるかをまだ決めていません。夢もまだありません。もうすぐ自分は中学3年生で進路などを決めなくてはいけません。ですが、夢を見たり将来のことを考えるのは、今だけなんじゃないかと思いました。確かにずっと夢を見ている訳にはいきませんが、人にはいろんな可能性がある、だからこそもっとちゃんと考えていきたいと思いました。(中略)三輪さんの話を聞いてとても大変そうだと思いました。けど、三輪さんが漫画のことを話すとき、生き生きしてました。仕事のことなのに、楽しそうに話していたのがとても素敵だと思います。」
まだまだ紹介しきれないくらい中学生2年生のたくさんの想いと気持ちがありました。
勇気づけられるのは僕の方です。ありがとう…。
実は、僕の次回の作品構想が固まってきました。
Vol.3で予告はしたのですが、『Blue・Blue・Blue』というタイトルです。
僕の中学時代をもとにした物語です。勿論、座談会の影響も大きかったです。
中学生のころ、僕もたくさんのことを感じていました。
モヤモヤした気持ちもあったし、言葉にできなかった想いもあったと思うんですね。
それを今、絵に、物語に、マンガにしようと思います。
全部で4部作の『いつか僕らがグレーになる頃に』。その第一部『Blue・Blue・Blue』!
もしかしたら、取材にいくかも!笑
そのときはまたよろしくね!
01.27.18:01
Thank you 4 岩名中学校!
※職業座談会とは…様々な職業の方々と中学生が直接かかわることによって、職業理解、延いては自分の将来像を描く手助けになることを目的としたもの。僕(漫画家)のほかにも画家、保育士、薬剤師、税理士、福祉関係など実に様々な方がお見えになっていました。
授業を受けてくれたみんな、ありがとう!
「漫画家の仕事内容」について少しでも理解が深まってくれたら、幸いです。
質問できなかったことや、新たに聴きたくなったこと、感想などあったら書き込んでください。
メールでもOKです。
メールアドレス the_ropes2011@yahoo.co.jp
あと…「Why&Over There」
難しかったかな?
ひとつでも僕の言葉で少しでも「心が動いた」なら、僕はとてもうれしいです。
なにか素敵なこと・辛いこと・ムカつくことなど見つけたら、気兼ねなく知らせてください。
ではでは、今日はありがとう~!
絵描いてあげられなかった人、ごめんね~m(__)m