11.23.12:03
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05.11.20:39
運動量の確保
最近、子どもと関わる中で、教育は奥が深いなーと感じる今日この頃です。
なんとなーく、子どもと関わっていますが、少し意識すればもっと子どもは生き生きするんですよね♪
脳みそが腐っていく前に、学校で習ったことをおぼろげながら書き連ねていこうと思います。
なにか新発見!へ~!くらいに読んで頂けたらうれしいです。
運動量の確保
体育の授業で最も大切にされてる3要素がある。
それが以下3つの項目。
・運動量の確保
・安全の確保
・技術の習得
中でも【運動量の確保】は教師の中でも注目される項目。
エネルギーが有り余っている児童たちが、体育授業の中で消化不足を来たした場合、以降の座学授業に全く集中力が欠き、エネルギーの暴発でついには授業が崩壊してしまう。また、「技術の習得」にも繋がらないため、教師の中ではどのようにこの「運動量」を確保するのかが大きな課題としてよく挙げられる。
こんな例がある。40分間の体育授業で1人の生徒の運動している時間を測るといったもので、最も少ない場合でたった5分も満たないという。原因はいくつか考えられる。
・「移動時間」
体育授業は大抵は校庭か体育館である。そのため、児童たちは教室からの移動を余儀なくされる。チャイムが鳴って、机に座っていれば準備完了というわけではなく、どういった準備と体系が授業開始に最も適しているか児童が判断しづらいのが一つの大きな原因。よって、多くの学校では15分~20分休憩の「みんなの時間」「昼休み」などの前後に体育の授業を持ってくることが多い。
・「備品準備」
とにかく、体育は物を使う。マット・ハードル・コーン・etc・・・。この準備が事前にできていないとタイムロスが生まれる。
・「説明」
何かをやる前に、基本的に「説明」をする。その説明時間などに多くの時間を取られてしまってはもったいない。「目的」をはっきりさせ、すぐさま身体を動かせるような状態に持っていくのが味噌。
・「考えさせる」
一度運動をさせたら、今度は一度集めて気付いた点など意見を出させる。(このとき、集合形態はバラバラでいい。声が聞こえるということが条件なので、満たしていればわざわざ整列させることはない。)誰がどのようによかったか、改善点などを子どもに考えさせる。勿論、模範となる児童を取り上げ、みんなの前で模範演技をさせるのも常套手段。ただし、この時間が長いと結局は座学中心になってしまうので注意。
・「待ち時間」
一番大きな原因として挙げられる。簡単な例だと、50m走を何列でやるか。2列よりは4列の方が回りが速い。できるだけ1人の運動時間を考慮し、待ち時間を減らす工夫が必要。
・「優劣関係」
また、球技などでよくみられるのがこの「優劣関係」。ようは上手い人だけが運動している状態。これがひどくなると、まったく動かない児童がざらに生まれてしまう。試合などをやる場合、バスケなどの5人くらいのチームがベスト。少人数であれば5人をフルに使わなければ試合が成り立たない状況になるからだ。
メガザックリではあるが、以上のようなことを意識するだけで運動後の子どもの満足感が全然違う。
なにかミュージカルで活用できることはないかな~。
全然関係ないんですが、僕は中学校の頃、何に影響されたのか不明ですが、ずっとパワーアンクルを足首に巻いていました。片足1.5kgのやつ。体育授業は勿論、授業中もつけてました。頭おかしいですよね。なんかはずしたときにすげー強くなれる気がしたんですよね。
実際・・・?いや、短距離は少し速くなった気がします。長距離選手にはオススメしないです。
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