11.25.13:04
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03.04.13:42
NEO④
多くの人に観てほしい。
テクリハ、ランスルーと土日を使った2日間。
拙い僕の進行でたくさんの方に迷惑をかけているのですが、みなさん本当に協力的で、なんとか振り付けまで終わりました。ありがとうございます(>_<)
テクリハが終わると、大抵落ち込みます。
時間配分、指示も全然思ったようにできなくて、イライラする自分と、それをぶつけてしまう自分にまた苛立ちます。上手くいっていないと思うとき、できていないのは自分自身です。反省です。いつも。
そんなちょっと落ち込んだ気分のときに、救ってくれるのもまた、スタッフや子ども達の笑顔だったりします。どんなに自分で「元気になろう」って願っても、なかなかうまくいかないのに、みんなといると、いつの間にか「元気になっている」。
今年の進捗は、例年に比べると遅れ気味だ。
もちろん、それは舞台監督である僕の責任だ。
焦燥感がないと言ったら嘘になる。
自信と呼べるものを摑むには、まだ少し時間がかかる。
でも、そんな想いとは裏腹に、ずいぶん前から僕はこうも思っている。
多くの人に観てほしい。
僕の自慢の仲間たちを。
思い描いた3年目。
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02.19.23:59
NEO③
楽しそうにしている人を見ると、笑顔になる。
悔しがっている人を見ると、勇気が出る。
「瞳」ではなく「眼差し」と呼べるもの。「気持ち」ではなく「ハート」と呼べるもの。「厳しさ」ではなく「愛」と呼べるもの。
この景色がどう見えるかは、自分次第だ。
どっちの言葉を信じるかも、どんな言葉を選ぶのかも。
学生時代のように、みんなが一つのものに向かって声を上げる。
まだ青臭い言葉を叫んでいる僕を、後輩たちは笑うかもしれない。
でも、僕は幸いにも、「疑う人たち」には出逢ってこなかった。
いつも隣には、「信じてくれる人たち」がいてくれた。
だから、5年以上経った今も、僕はあらゆる人を、事を、夢を、「信じること」ができる。
言葉はきっと、叫ぶ人たちによって、色を塗られる。
どんな色になったか、空に昇っていくのを見送るように、確かめてみよう。
同じ色が、僕らの胸の中にも、きっと塗られているはず。
台詞にも、歌にも、掌にも。
01.21.01:09
NEO②
大切な言葉を探す
1つの台詞の中で、大切な言葉を探してみる。これだと思ったところに、しるしを付けてみる。
それこそが、僕が、君が、みんなに伝えなくちゃいけない言葉。
大切な言葉。
口に出して。はっきりと、大きな声で。
気持ちを込めると、自然にその言葉に熱が入る。
その言葉に熱を込めると、気持ちが入る。
僕らが喋る言葉の数は膨大だけど、その中から重要な言葉だけを抜き出してみると、その数は意外と少なくて、言いたいことはシンプルだ。でも、時折僕らはたくさんの言葉を並べてしまって、結局、伝えたい相手に本当に伝えたい言葉を隠してしまう。
そんなときは、しるしを付けてみる。
くるっと、文字を囲むように円を描く。
ちゃんと言えるように。
01.06.18:09
NEO①
A4サイズのノートは、少し子どもには大きすぎるのだけど、
それくらいの方がちょうどいい。
円陣を組むと、去年より一回り大きな円ができあがる。
新年を迎え、本日、児童センターミュージカルの第一回目の練習がスタートした。
12作目となる本作、『NEO~ある天才科学者の日記~』は、おそらく史上最高に難しい。逆を言えば、このレベルの台本をやれる力が今の子ども達に付いてきたということでもある。ずっとやりたかった「コメディ」。「良い話だった」と終わるだけじゃなくて、もう一度会いたくなるようなキャラクター。そんな素敵な台本を、紘子さんは書いてくれた。
そして、今日からみんなで、そこに命を吹き込んでいく。
テーマは、「ALL CAST」。「全員が出演者」。大人も子どもも関係なく、全員で舞台を作る。
それができなきゃ今回のスクリプトは形にできない。
もう台詞を覚えてきた子、丁寧にノートに台本を貼ってきた子、身体を揺らし大きな声で歌を歌う子、必死にメモを取る子。A4サイズのノートは、少し子どもには大きすぎるのだけど、それくらいの方がちょうどいい。片手で持てる夢なんてないんだから。
12.19.22:36
2013『NEO~ある天才科学者の日記~』試演
テーマは「ALL CAST オール・キャスト」!
全員で考え、全員で作る。
互いが互いを思いやり、信頼し、そして、決して裏切らない。
12月16日(日)、2013年度児童センターミュージカルの試演とキャスト発表が行われました。
12作目となる今回のタイトルは、『NEO~ある天才科学者の日記~』。
2010年『KAGUYA』で悪役として登場したDr.ミーワ、彼を主人公にしたAnother Storyです。ご察しの通り、Dr.ミーワは2010年当時、脚本家の紘子さんが僕をモチーフとして当て書きしてくれたものです。僕が演じた最後のキャラです。それまでも幾つか悪役をやらせてもらっていたのですが、このキャラほど子ども達の記憶に残った悪役はいなかったのではないでしょうか??公演が終わったあともしばらく、僕の通り名は「Dr.ミーワ」でした。
ということは…。
…そうです。
僕、久しぶりに出ます…。
演出家が役者として出演するのは珍しいことではありませんが、やっぱり少し気恥ずかしくも思います。僕には本格的な役者経験がないですし、何より練習を指導する立場の僕が、みんなの練習時間を使って自分の練習をするなんて、申し訳なくて…。
それでも、今回僕が役者として出ようと思ったのにはいくつかの理由があります。
演技指導をする中で、役者の面白みに改めて気付かされたこと。
成長期の子ども達に、大人の演技を直に実感してほしいと思ったこと。
そして、今の自分を残したくなったこと。
新しいことがたくさんあります。
初めてのコメディ。
立ち上げスタッフ達の不在。
舞台背景を使わず、プロップで表現すること。
他にも課題は山積みです。正直不安です。でも、なんかドキドキしてる。
テーマは「ALL CAST オール・キャスト」!
全員で考え、全員で作る。
互いが互いを思いやり、信頼し、そして、決して裏切らない。
人の隣に、人が見える。
そんな舞台を、作りたい。