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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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  • 04/26/19:51

10.27.20:46

11月3日(土)ミュージカル『NEO~ある天才科学者の日記~』再演

2013年11月3日(日)公演
第12回柏市児童センターミュージカル
『NEO~ある天才科学者の日記~』


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柏っていい街だよ。ここで生まれてよかった、住んでよかったと感じられる街になったらいいなぁ~の想いから始まった柏市児童センターミュージカル。台本・演出・音楽・衣装・美術など、すべてボランティアが力を合わせて作り上げた作品です。演じるのは柏の子どもたち!
暖かい人の輪から、小さな幸せと喜びを込めて贈る「児童センターミュージカル」第12作!私、三輪は今回、「演出」「舞台監督」「美術」「役者」と、たくさん担当させて頂いています。お時間ある方は是非遊びにお越しください。

日時:2013年11月3日(日)
開場:午後2時00分
開演:午後2時30分
入場無料
場所:アミュゼ柏クリスタルホール
住所:〒277-0005 千葉県柏市柏6-2-22
行き方:柏駅東口より徒歩7分
※駐車場は関係者専用となっておりますので、お車でのご来場はご遠慮ください。


大きな地図で見る

―物語の概要―
古代科学文明ネオ大陸の遺跡で、ある一冊の日記、「ネオ・ダイアリー」が発見された。
その日記は、すべて暗号で記されており、ある天才科学者が遺したものとされている。それをセレブタウンのノーブル伯爵夫人が、オークションで競り落としたというのだ。
それを聞いた新米新聞記者のアスカは、普段から悪企みをしているDr.ミーワの動きに注目した。予想通り、日記を盗もうと伯爵夫人の屋敷に忍び込むDr.ミーワ。しかし、日記を目前にして、スラッグストリートのリーダー・ユウリに先を越されてしまう。もとよりスラッグストリートから立退きを迫られていたユウリたちは、盗んだ日記を担保に、ノーブル伯爵夫人から土地を守ろうとしていた。ノーブル伯爵夫人の執事達に見つかりそうになったところを、Dr.ミーワは自らが発明した薬で子どもの姿に戻り、危機を脱する。が、研究所に戻ると助手のAIが元に戻る薬を飲んでしまっていた!
仕方なく、子どもの姿のまま日記を求めてスラッグストリートに向かうDr.ミーワ。
そこには、親のいない子ども達が寄り添い、集う、あたたかい町があった。とりあえず仲間を装って日記に近づくDr.ミーワ。迫り来るノーブル伯爵夫人たち。
果たして、スラッグストリートの運命は!?
暗号は読み解けるのか!?日記に記された秘密とは!?
一冊の日記を巡る、児童センターミュージカル初のヒューマンコメディー!!

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10.27.20:40

NEO⑦

 

それができたときに、

きっとこの1年が線で結ばれる。


11月3日の公演まで、残り1週間を切った。
あとたった1日の練習しか残っていない。例年だったら、ものすごい焦燥感に襲われているはずなのに、今年の僕は、なんだか淋しさの方が大きくなってしまっている。

10年、このミュージカルに関わらせてもらった。
この11月公演が、僕の卒業公演になる。

「町全体で、何か一つのことができないだろうか??」
そんな想いから始まったこのミュージカルが、ここまで僕の人生を占めるものになるとは思わなかった。最初は背景画を頼まれただけだったのに、今じゃ演出までやらせてもらっている。

「素人が集まって作るプロセスは、経験者の三輪さんからすると、充実よりも大変な事の方が多いのでは?」と、大学の後輩に尋ねられたことがある。
確かに、ここでの劇作りは、業界の常識が通用しない場面が多々ある。資金面でも、待遇面でも、技術面、精神面でも…。たぶん、足りていないことの方が多い。それでも、それを超える何かが、ここにはある。そう確信していると、その後輩に答えた。

10年の間に、子ども達が成長したように、僕の中にも、確かに成長と呼べるものがあった。
大学、ESS、会社、三輪組、いくつかの組織を生き抜いていく中で、埋没せずに、広い視野を持てたのは、常にこの場所が傍らにあったからだと思う。偏った年代との付き合いではなく、幅広い年齢層の中で20代を過ごせたことが、何よりも僕の財産になっている。
点ではなく、線。
命が生まれ、愛に育まれ、巣立ち、戻る。
円を描きながら、人が生きている。それが見える。

僕もまた、ゆるやかな円を描く中で、一周目を終えたところにきたのだと感じる。

10年分を込めて、とは思わない。
1年間に10年分を生きることができないように、この1年はこの1年でしかない。
今の僕の全力を注ごう。それだけだ。
それができたときに、きっとこの1年が線で結ばれる。そう信じて。

03.22.04:23

NEO⑥

20130317.jpg

3月17日(日)、『NEO~ある天才科学者の日記~』が無事終演を迎えることができました。お忙しい中、足を運んでくださった皆様、本当にありがとございました。おかげ様で立ち見のお客様も出るほどの、大盛況でした!!
「ALL CAST」のテーマの下、子ども達、スタッフ、まさに全員が一丸となった3ヶ月でした。全員を褒め称えたい気持ちでいっぱいです。そして、全員に目一杯の「ありがとう」の気持ちを伝えたいです。

「ありがとう」
&、いっぱい迷惑かけて「ごめんなさい」m(_ _)m

やりたいことは、全部やれた。
みんながすべて応えてくれた。叶えてくれた。


いつも迷う。
求めすぎていないか。無理をさせていないか。楽しさを忘れていないか。
みんなは本当に自分を信頼してくれているだろうか。
いや、迷っている自分が、一番みんなを信じることができていないんじゃないか。
でも、思い出した。いつだって、「信頼」が先にあったわけじゃない。
共に過ごす日々の積み重ねの先に、それは生まれてきたはず。
あのときも。あのときも。

声を荒げる時もあった。演技にも高い要求を出した。厳しい言葉も投げた。
それに対して一通り落ち込んだりもしたけれど、裏を返せば、それは僕がみんなのことを信じることができた証でもある。気持ちは離れない。それは「眼差し」でわかる。

人の隣に人が見える、そんな舞台がつくりたかった。
1人で立っている舞台の隅々に、みんなの顔が見える舞台。
継ぎ目のガムテープ、トタン屋根、張り紙、両面壁、ダンボール小屋、衣装、新聞、ドリンク、いす、ほうき、すべてすべて。誰かが貼ったもの、作ったもの、縫ったもの、持ってきたもの、運んだもの。
1人のシーンでありながら、それはきっと、「僕らの日々」そのものだ。
2時間の舞台の中に、僕らの3ヶ月がある。1人1人の時間を計れば、半年分になるかもしれない。
見える。みんなの顔が見える。そんな舞台だった。

すべてが終わったあとに、何を話そうか考えていたんだけれど、結局大したことは話せなかった。
もしかしたら、大切なことはもう全部話してきたのかも。それとも感無量なんだろうか。いや、単に疲れてて脳が回ってなかっただけなのかも。最後は子ども達にもみくちゃにされて、ひたすらイジられてた・・・。

日が明けても、なんだか忙しくて、ゆっくり振り返る暇もなくて、今も気持ちを言葉にできていない。
とりあえず、目の前にあるものを一生懸命やろう。きっとみんながそうしているように。

最後に、
今年はとにかく色んなことに忙殺されて、運営面でスタッフ・保護者・職員の方々に多大な迷惑をおかけしてしまったと思います。本当にすみませんでした。みなさんの甚大なサポートのおかげで、無事、最後まで乗り切ることができました。本当に本当にありがとうございました。1人も欠けることなく、舞台に出れて良かった。

Thank you 4 ALL CAST !

03.12.12:32

3月17日(日)ミュージカル『NEO~ある天才科学者の日記~』公演

2013年3月17日(日)公演
第12回柏市児童センターミュージカル
『NEO~ある天才科学者の日記~』


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柏っていい街だよ。ここで生まれてよかった、住んでよかったと感じられる街になったらいいなぁ~の想いから始まった柏市児童センターミュージカル。台本・演出・音楽・衣装・美術など、すべてボランティアが力を合わせて作り上げた作品です。演じるのは柏の子どもたち!
暖かい人の輪から、小さな幸せと喜びを込めて贈る「児童センターミュージカル」第12作!私、三輪は今回、「演出」「舞台監督」「美術」「役者」と、たくさん担当させて頂いています。お時間ある方は是非遊びにお越しください。

日時:2013年3月17日(日)
開場:午後1時30分
開演:午後2時00分
入場無料
場所:柏市豊四季台近隣センター(体育館)
住所:千葉県柏市かやの町2-65
行き方:柏駅西口より,豊四季台団地循環バス(柏01)で「集会所」下車,徒歩10分
※お車でのお越しもOKです


大きな地図で見る

―物語の概要―
古代科学文明ネオ大陸の遺跡で、ある一冊の日記、「ネオ・ダイアリー」が発見された。
その日記は、すべて暗号で記されており、ある天才科学者が遺したものとされている。それをセレブタウンのノーブル伯爵夫人が、オークションで競り落としたというのだ。
それを聞いた新米新聞記者のアスカは、普段から悪企みをしているDr.ミーワの動きに注目した。予想通り、日記を盗もうと伯爵夫人の屋敷に忍び込むDr.ミーワ。しかし、日記を目前にして、スラッグストリートのリーダー・ユウリに先を越されてしまう。もとよりスラッグストリートから立退きを迫られていたユウリたちは、盗んだ日記を担保に、ノーブル伯爵夫人から土地を守ろうとしていた。ノーブル伯爵夫人の執事達に見つかりそうになったところを、Dr.ミーワは自らが発明した薬で子どもの姿に戻り、危機を脱する。が、研究所に戻ると助手のAIが元に戻る薬を飲んでしまっていた!
仕方なく、子どもの姿のまま日記を求めてスラッグストリートに向かうDr.ミーワ。
そこには、親のいない子ども達が寄り添い、集う、あたたかい町があった。とりあえず仲間を装って日記に近づくDr.ミーワ。迫り来るノーブル伯爵夫人たち。
果たして、スラッグストリートの運命は!?
暗号は読み解けるのか!?日記に記された秘密とは!?
一冊の日記を巡る、児童センターミュージカル初のヒューマンコメディー!!

03.11.19:43

NEO⑤



思い描いた3年目

「最近の僕は、自分の理想を1年で追いかけるのではなく、3年かけて追いかけるようにしている。」
その3年目が今年にあたる。

「くまのぬいぐるみ」「PUFF The Magic Dragon」、この2年間の積み重ねの上に、今がある。僕が投げた、いくつものボール。受け止めた人、応えてくれた人、留めた人、抱きしめた人。3年かけて、ゆっくりと1つ1つが形付き、やがて集まり、そして大きな1つの形を作っていった。

それは「信頼」と呼ばれるものだ。

これは僕の20代最後の作品であり、30代最初の作品だ。

でも、
作りたかったのは最高の「作品」ではない。
最高の「プロダクション」だ。

そんな、3年前に思い描いた「プロダクション」が、少しずつ形になってきている。

互いが互いを信じ合い、決して裏切らない。
1月に僕が呟いた「ALL CAST」という言葉に、たくさんの人が色を塗ってくれた。

ありがとう。

あとはこの「僕らの言葉」を、たくさんのお客さんに伝えるだけだ。