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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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  • 04/26/07:30

07.26.09:17

In my circle

ASKA 5th album『Kicks』1998/03/25

時間の速さは一定なのに、僕らが感じる今日は、あの頃よりずっと速い。

たまに手を広げてみる。
「すべては回っているんだね」と歌ってみる。
地球を感じたり、人生を振り返ったり、思い出を並べたりして、ベッドに横になる。

目を瞑ると、死んでしまうような気がするけれど、
目を覚めすと、また生まれてきたような気にもなる。

今までずっと、前に進んできたつもりだけど、
本当はずっと、回っていたのかもしれない。

In my circle。
繰り返す朝と夜。
それくらいしか想像できなかった円が
今はもっと大きな円として感じられる。

一周した、と感じている人は、一体何人いるんだろう。
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04.28.06:39

ASKA「今歌う」

ASKAが「いま歌う」をテーマに今の時代に歌い継がれるべき楽曲としてカバーし、新たにレコーディング。
ザ・タイガースの『廃墟の鳩』に続き、坂本九さんの『上を向いて歩こう』の配信を開始しました。
You Tubeにもレコーディング風景がアップされています。



ASKA「いま歌う」
『廃墟の鳩』
『上を向いて歩こう』
価格:1曲¥200(税込) 
販売形態:音楽配信 iTunes Store
     
「上を向いて歩こう」は、中学時代、合唱祭で歌ったのをよく覚えています。それ以来、何度か歌う機会がありましたが、今聴くと、また違った感慨を抱きます。今、聴きたくなるような曲は、こんな曲なんだなって思う。

03.24.05:43

帰宅

あるとき、ここまでかなって思ったときがある。
自分の人生だから、
きっとこうやって、
どこかで答えを出していかなくちゃいけないんだろうなって思った。
ちょっと弱気だった。

一晩中、窓を開けて空を見てた。
もう夜中。
窓を開けると、高速道路が半分視界を遮って、隙間でしか空は見えなかった。
半分も見えない。3分の1くらいしか見えない。
何を見ていたのか、もうよくわからなかった。
空を見ていたのか、高速道路の光を見ていたのか。
車の明りの間隔が広くなってきて、そのうちライトも見えなくなってくる。

何を考えてたんだろう。
とにかくずっと見てた。
夏に向かっているのか、冬に向かっているのかも覚えていない。

でも、そのとき、明け方に、虹色の空が見えた。
太陽が出る前の独特の色。

あの色は、忘れない。
本当に、ずっと残っていくと思う。

ASKA「CONCERT TOUR 2009 WALK」より
曲は5分36秒~

絵を描いていると、夜から朝にかけての時間が長くなる。

昔は芸術家の代名詞的な「徹夜」って響きに憧れて、意味もなく起きていたっけ。
眠れない夜なら、いっそ寝ないでいこうって。

最近は、とても静かな時間の中にいると、一人を一人で感じて淋しくもなる。
感じなかったものを感じるようになったことを、成長って呼ぶのだろうか。
だとするなら、大人はとても大変だ。
いや、大変だから、敢えて見ないことも覚えるのか。
でも、そんな器用な人間だけじゃないよな、って思う。
少なくとも僕の周りの人間は、不器用な奴らばかりだ。

朝方までかかった仕事帰り、いつもこの曲を口ずさんでいた。
大学時代から、今日も。
一人の夜が終わって、明け方の空を眺めていると、どこかで一度、その空を見たような気になる。
懐かしい匂いは、きっと季節の香りで、何度も通った季節を鼻が覚えているようだった。
色を取り戻した街が、僕のかけがえのない故郷の姿になって帰ってくる。

帰ろう。
 

少しくらいは自分のこと なんとかしようと
眠れない朝に出逢った あの街の匂いだ
あのころに見た空だ

歌詞はこちら

11.04.01:44

君の好きだった歌

11月2日、早速ASKAのセルフカヴァーアルバム第二弾となる『君の知らない君の歌』を買った。

胸を躍らせながら、帰って歌詞カードをめくる。とは言っても、中学生の頃からくり返し歌ってきた彼の歌詞は、既に僕の頭の中にほとんど入っている。お目当ては、今回新たに歌詞が追加されたという10曲目の『君の好きだった歌』。1995年に発売された『Code Name 1 Brother Sun』の1曲目に収録されている歌。いや、導入曲と言った方がいい。それくらい短い楽曲だった。それが今回、フルバージョンとして再収録したというので、嬉々として僕は最初の一ページ目をめくった。
すると、目次よりも前に飛び込んできたのは、ある一遍の詩だった。

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つくづく想像だと思う
切り抜きしたポットの前にグラスコップの写真をかさねてみた
白いロウソクをコップに貼るとミルクに見える
見るか見えないか 共鳴とはここなんだと思う

想像…。最近、僕の気になっている言葉のひとつだ。
すべては想像なのだと、僕は思う。たとえば、自分で経験しなくても、誰かの悲恋に僕らは胸を痛める。訪れたことのない土地の写真で見るだけで、その空気や風に憧れも抱ける。
逆に想像力の乏しいひとは、他人の気持ちが分からないのだろう。だからあの人たちは、あんなことやこんなことを言えてしまうのだと思う。想像力が「損失した」のか、それとも「欠落していた」のか。どっちなのだろう。僕らは、五感よりも、想像力を使っている時の方が多いというのに。
「見るか」「見えないか」…目的語はきっと、「人の気持ち」なんだ、と僕は思う。
 

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Running Road

今日は天気も良かったから、いつも走るランニングロードを、ASKAのアルバムを聴きながら、自転車で走った。ちょうど、The Ropesの新刊の扉絵も頼まれていたから、取材も兼ねて。

いつも夜しか走らないから、休日のゆるやかな風景は、全然知らない場所に思える。息子に釣りを教えているお父さん、木漏れ日の中にお弁当を広げる老夫婦、チワワを散歩させている若い女性、面倒くさそうに後ろを歩いているのは旦那さんだろうか。いろんな人を“見てみる”。
写真をパシャパシャと撮っていると、中学生らしき3人組の1人が、自転車を止めて僕に何か叫んでいる。イヤホンをはずして近づいてみると、今年中学生に上がった、児童センターミュージカルの女の子だった。
「おう、何してんだ?」と話しかける。
「ん?遊んでるの。」と緊張感なく返す女の子。
「こんにちは」と、今度は隣にいる見知らぬ2人にも挨拶。
「ど~も~、ふふふ」と笑いながら、愛想良く返してくる。さすが、類は友を呼ぶ、か。なかなか、フランクな集団みたいだ。彼女たちは笑いながら去っていった。
さて、27歳の僕はどんなふうに“見られた”んだろう。

 

そういえば、当時、中学生の僕は、この歌を聴いて、なんで僕の町には都合のいい坂道がないのだろうと思った。なんで喫茶店もないのだろう。それさえあれば、もっと素敵な恋ができるんじゃないかって思った。でも、考えてみれば、喫茶店に行くような年でもなかったし、何よりも『brother sun and sister moon』なんて映画、僕は観たときも聞いたときもなかった。きっと彼女たちも知らないに違いない。 

君の好きだった歌

歌詞はこちら

10.28.23:45

君の知らない君の歌

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ASKA
New Album
2010.11.03 Release
『君の知らない君の歌』

【収録曲】
01. めぐり逢い
02. 好きになる
03. パラシュートの部屋で
04. B.G.M
05. MIDNIGHT 2 CALL
06. 明け方の君
07. くぐりぬけて見れば
08. Far Away
09. 201号
10. 君の好きだった歌
11. no doubt
12. C-46

待ってました~!いや~、前アルバム『12』に引き続き、5曲目の『MIDNIGHT 2 CALL』以外全曲CHAGE&ASKA時代のアレンジナンバーとなっていますね!大好きな曲ばかりです。4曲目の『B.G.M』や7曲目の『くぐりぬけて見れば』は、かなり古いところから引っ張ってきてるけど、ファンとしてはラブソングとしてかなりクオリティーの高い楽曲だと思います。
また、アルバムタイトルが憎い!!曲順を見れば、いかにコンセプトをしっかり置いているか分かります。
とにかく、早く買いたい!聴きたい!これがあれば、日々頑張れる気がする(笑)


様々な時代、様々な場面、様々な気持ちで書き綴ってきた膨大なラブソングの中から、ASKA自身が12曲をセレクト。楽曲を通じ、出会い、別れ、青春、夢、ノスタルジー、恋愛観が語られていく。
些細だけれどふたりにとってはそれが世界の全て。
ふたりだけの世界=201号室で起こる出来事を中心に物語は動いていく。
過ぎ去った恋愛は、いつだって僕らの心を締め付ける。
C-46カセットテープが呼び起こす、そんなノスタルジーに溢れたコンセプトアルバム。
CHAGE&ASKA Official Web Sight より抜粋

「C-46」

近くを通るといつだって 見上げてしまう
君もこんなふうに 想い出を見上げたかい

あのとき僕らは どこまで離れたのかな
いつものことだと どこかになかったかな

歌詞はこちら