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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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  • 08/03/01:01

06.12.05:13

BLUE・BLUE・BLUE(後篇)③

4ddca57c.JPG

ペン入れ完了

今、ペン入れが終わりました。
ちょっと疲れました。

メンバー中では、僕はペン入れ速い方なんですが、今回はなんだかすごく時間がかかりました。30ページなのに。。。
原因は・・・

「制服」です。いやー、面倒くさい!!画像見て頂くとわかると思うんですが、単に黒一色ってわけじゃないんです。光と影で「シワ」を作った後、さらに白と黒の境界線にグラデーションをかけるために細い斜線を入れていくんです。これが時間かかるかかる。
後篇では制服のシーンがほとんどなので、ページ毎に労力がかかるかかる。ふぅ。首が痛い、マジで痛い。

こんなに描き込んだのは19歳のときぶり

復帰第一作『Marie』からデジタルソフトを導入したこともあって、黒ベタ作業や背景処理はPCでの「仕上げ作業」に持ってくることが多かったのですが、最近はほぼ手描きに戻しています。どうしても細かい「かすれ」や「味のある斜線」はPCだと表現できないんです。なので、生原稿の状態でここまで画面を黒くしているのは19歳のときに描いた処女作『AGAIN』以来となります。なんか気持ちいいですね。大変ですけど。。。
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忘れられない空

この作品の季節はちょうど今の季節6月の梅雨の時期です。そしてラストシーンでは雨が止んで、晴れた空を見上げるところで幕になります。

皆さんは忘れられない空ってありますか?僕は結構あります。というより、ある時から意識するようになったんですけど。。。なにか特別な日だったりすると、空を見上げて写真を撮っておくんです。顔に似合わずロマンチストって??・・・いいすぎです(笑)

作品のテーマにもなっていますが、いつまでも1つの空ばかり振り返るのではなくて、思い出したくなる空を1つでも多くしていきたいと(大学3年生のとき)思ったんです。

そんなふうに思える仲間と出会えたことが、あのとき、ふつーにうれしかったんだと思います。

さて、今日は今から消しゴムをかけて、美容室行って(もう髪モサモサ)、原稿をスキャンしに木村寧都宅に行ってきます。仕上げ作業は来週から。頑張るぞ\(-o-)/
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06.07.02:12

餃子パーティー

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極旨餃子の決め手は・・・

今さっき、餃子パーティーから帰ってきました。3月に公演した児童センター主催のミュージカルの打ち上げにて、演出家の澤田さんが「わたしの餃子はマジうまい!」と豪語したところからすべては始まりました。
大の餃子好きで(勝手に)有名な私・三輪を始め、数名がその話に尋常じゃないくらい食いつきまして、今回のパーティーに漕ぎ着けたというわけです。

17時開始から午前を過ぎるまでの賑わいとなり、僕の胃袋はもうポンパンです。

さて、澤田家の餃子の味は豪語するに値するくらいマジうまかったわけですが、その味の決め手となっているのが・・・
「味噌」だったのです!
普通の味噌(特別なものじゃなくてOK)。これを醤油の量を減らす代わりに入れる。
それだけで通常の餃子に、さらにコクとうま味をもたらしてくれるのです!これ、実はこの前テレビで放映されたみたいで澤田さんはマジ悔しがっていました。
そして、こうやってさらっと書いてしまう僕をお許しください<m(__)m>でも、おいしい技でみんなの大好きな餃子がもっとおいしくなったら、幸せですよね!

餃子に何をかける??

僕は通常、「お酢・醤油・ラー油」の3点セット、もしくは最近はまっている「餃子のタレ」(エスビー食品)で食べます。あと、大学時代の後輩は焼餃子の上に胡椒をかけてからタレをつけて食べていました。
今日は新たに、「お酢・塩・胡椒」の3点セットのタレがうまいとの言われ、早速試してみたのですが、これまた正解!!あっさりしてマジうまい!!特に塩と胡椒は粗挽きのものがオススメとのこと!!
お試しください(^-^)

ホワイト餃子

柏市民なら一度は食べておくべし!らしいのが「ホワイト餃子」。残念ながら僕はまだ食べたことがなく、「何が餃子通だよ」とバカにされたのですが、結構有名みたいです。マジ行くしかないです。柏以外にも店舗があるみたいなので、以下、参照の上、是非足を運んでみては!?

↓↓↓↓↓ホワイト餃子↓↓↓↓↓
www.white-gyouza.co.jp/index.html

06.04.01:10

BLUE・BLUE・BLUE(後篇)②

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下書き完了

いいペースで下書きが完了しました。

上下の余白の使い方

今回心がけていることは「見やすさ」です。前篇では上下の余白まで絵を描き込んでいたのですが、今回の後篇では、重要なコマ以外は原則、余白部分を残して描いています。

左の画像の場合は重要なシーンなので、上下の余白まで描き込んでいますね。まぁ、スタンダードな余白の使い方に戻したということです。

上下の余白を使うと上下の幅が広く使えるので、前篇では4段で横割りしていたんですが、後編では上下が狭くなった分、3段の横割りが多くなっています。あくまで原則、ですが。。。

手抜きじゃないありません。

ページにおける白の比率が多くなると、ぐっと見やすくなります。僕の場合、いつも描き込みすぎてしまうんです。手を抜くことを知らないんですね。特に背景。
だから、今回はなるべく背景を描かないようにしました。背景のコマは見開きで最低1コマあればOKと業界では言われています。それを念頭に、読者が物語を読み進めるのに必要な情報だけ(場所の設定など)描こうと意識しました。決して、手抜きじゃありません(笑)でも実際、背景を描かないと楽だなぁって感じます。

「背景」より「人物」を描いてる方が面白い

これも、専門学校時代の発見だったんですが・・・
静物画(りんご、椅子、石像、風景など)を経て、人物画(特に人体クロッキー)を覚えると、もう前者の魅力は俄然落ちます(あくまで僕の場合ですが)。動かないものより、生命の動きを感じる人物の絵の方が本当に面白いんです。
これはマンガも同様で、何を描いているときが一番面白いかって、人物を描いているときが一番集中しているし、面白いんです。僕は背景を描くのもそんなに苦ではないんですが、それでも、分泌されているアドレナリンの量は確実に違っていると思います(あくまで僕の場合ですが)。

さて、来週はペン入れです。
あ、ラジオ聴いてたら、ラジカセが壊れた!!何もしてないのに急にCDに切り替わるし、リモコン操作も利かない!!なに!?ポルターガイスト現象!?

05.31.21:54

グリコーゲンローディング

中学生の頃、駅伝部に2年間所属していたこともあって、長い間缶詰状態が続くと、走りたくなります。
最近は制作期間に入ってしまったのでなかなか行けないのですが、構想段階だと、近所の土手沿いを夜な夜な走りながら作りかけの物語の続きを見ます。まぁ、一番の理由は体系維持なんですが。とにかく身体を動かすのは割と好きな方です。

忌わしい「保健体育」

高校1年生の中間試験、僕は「保健・体育」で人生初の赤点を叩き出しました。原因は勉強しなかったからですが、その勉強をしなかった理由はなんとも十代的な理由で・・・
中学時代、そこそこ成績の良かった僕は、高校になったら親からの期待をもう無駄に背負いたくなかったわけです。やわでした。
問題は赤点をとったこと自体ではなく、手抜きということを知らない若い体育会系の先生が受け持つ、「保健・体育」という科目だったということです。そんな彼が僕に課したものは・・・

「夏休みの間に保健・体育の教科書をすべてレポート用紙に手書きで写して来い。
勿論、図や表も色分けして。」

とのことでした。意味不明です。やんちゃすぎです。もちろん、教科書は彼が精選したものらしく、100ページにも及ぶ大作のものでした。マジかよ。。。少しヤンキー精神も持ち合わせていた僕は「バックれ」も考えたのですが、何しろ彼はこわかった・・・。泣く泣く僕は夏休みの大半を使って、教科書を清書したのでした。
そのおかげかどうかは知りませんが、僕は期末テストでは「保健・体育」に関してだけは学年1位を取ったのでした。もちろん、模写が奏功したわけでは決してなく、単に恐怖心が僕を机に向かわせていたのです。
今ではすっかりそんな知識もどこかへ行ってしまったわけですが、ひとつだけ印象深いものがあります。
それが・・・

グリコーゲンローディング

要は、筋肉にめちゃくちゃ負荷をかけたあと、数日間は運動をしないで食事だけ摂る!
そうすることで、回復した筋肉は負荷を掛ける前よりも増大するという原理です。

これは、すべて間違いではないですが、調べてみたらかなりアバウトに記憶していたみたいですので、詳しく正確に知りたい方は以下を参照してみて下さい。

スポーツ医科学レポート
http://www.gifuspo.or.jp/kobetu/taikyou/taikyo_ronbun/8/1.htm


晴れたら幸せな曲が流れていてほしい

土手沿いを夜ではなく、昼間、天気が晴れているときに走ると、とても幸せな気分になります。
道行く人はベビーカーを押すお母さん方だったり、仲良く会話を交わす老夫婦だったり、犬の寄り道に嬉しそうに付き合う若い女性だったり、川を眺めながら本を広げる大学生だったり。そこでは時間がとてもゆるやかに流れていて、暑いくらいの陽気が理由もなく僕らに空を見上げさせます。
i-Podを持っていない僕は音楽を聴きながら歩くことはできないんだけど、誰かのラジオから流れてくる曲がその場にテーマソングみたいに流れて、ちょうどサイクリングロードが途切れる頃、うまい具合にフェードアウトしていった。
なんか、こんな晴れた日には、こんな幸せな気分の曲が流れていてほしいなって思った。

moumoonで『Sunshine Girl』

歌詞はこちら

05.27.09:41

BLUE・BLUE・BLUE(後篇)①

90ee468a.JPG

後篇ネーム完了

『The Ropes~平成の常盤荘~2/5 Vol.4』に収録の「いつか僕らがグレーになる頃に」第一章『BLUE・BLUE・BLUE』。
気になる続きが昨夜、完成しました。
鈴木よみしと一緒に、両国にある「ベローチェ」で10時間格闘の末、なんとかまとまりました。ありがとうございます、鈴木さん<m(__)m>
前篇28ページ。後篇30ページの自身最長の58ページの大作になりました。

あの頃の約束や夢を
僕らはいつ果たすんだろう


後篇では、美幸を守るつもりが逆に傷つけてしまう主人公・直樹の苦悩と成長を描いています。僕も中学生の頃、友だちとの約束を果たせなくて随分思い悩んだ時期がありました。
でも、約束や夢って、「思い出」の中で果たされるものじゃないと思うんです。なんていうのかなぁ。美幸のように、本当に大切な人たちとこれから先もずっと一緒にいたいって願うなら、彼女が見なくちゃいけないのは「あの頃の直樹たち」じゃなくて、「今の、これからの直樹たち」なんじゃないかなぁ。当たり前なんですけどね(笑)頭でわかってても、あの頃は素直に見れなかった。。。

「よくこのテーマを物語にしようと思うねぇ・・・」

感心したのか呆れられたのか、隣で鈴木よみしが笑いながらこう言いました。とにかく複雑。人物の心理も何で何が動くのか、一番の不満・不安は?それを払拭する言葉を大輔や美幸は果たしてなんてかける?台詞にきちんと感情は乗ったか?どこまで読者にわかりやすくして、どこまで含みを持たせるか。

とにかく悩むけど、今回は不思議と考えるのが楽しい。
そういうのを感じると、「あぁ、本当に俺はこの作品を描きたいんだな」って思う。

制作期間約60日。『BLUE・BLUE・BLUE(後篇)』30ページ。『ひまわり』34ページ。全64ページ。
楽しくなりそうです(^-^)
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