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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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  • 07/25/23:29

01.20.20:32

進路学習「社会人に学ぶ」

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今年は中一★

本日、野田市立岩名中学校の進路学習「社会人に学ぶ」に行ってきました。昨年に引き続き、今年もお招きいただき、ありがとうございます<m(__)m>
簡単に言えば、職業座談会です!

※職業座談会とは…様々な職業の方々と中学生が直接かかわることによって、職業理解、延いては自分の将来像を描く手助けになることを目的としたもの。僕(漫画家)のほかにも調理師、クリエーター、看護師、幼稚園教諭、プロテニス選手など計6人がお見えになっていました。

前回は中学2年生を対象にしたものだったのですが、今回は中一。もともと、校内での座談会は、中一対象のカリキュラムで、中二は校外での現場体験学習なんですよね。それが、去年はインフルエンザの影響でできなかったので、イレギュラーで座談会にシフトしたわけです。

授業を受けてくれたみんな、ありがとうヽ(^。^)ノ
顔の描き方、覚えたかな??みんなうまくてびっくりしました☆
教頭先生に僕のマンガを何冊かお渡ししたので、興味があったら読んでみてください。

中一の頃、僕は何を考えて生きていただろう。
ん~…サッカーに、駅伝に、恋に、勉強に、本当に一生懸命だったなぁ。ほとんどテレビも観てなかった。頑張れば頑張るだけ、結果が付いてくる時期だから、頑張ることが楽しかったのかもしれないな。恋は実らなかったけど(笑)

さて、ひとつ、質問を紹介したいと思います。

「マンガ家になるために、今僕達がやった方がいいことってありますか?」

僕は即答しましたね。

「勉強です」

一斉に苦いため息(笑)正直すぎるぞ、君達(^_^;)
いやいや、つまり、「Why」を考えるのが重要だって話でした。なんで勉強するのかをちゃんと自分で考えて、納得して勉強する。「女の子にモテたい!」でも「あの高校に行きたいから!」でも、「理科がとにかく好き!」でも、なんでもいいんです。『ワンピース』の尾田栄一郎先生は、「あ、コレ使えるな!」のくり返しで勉強を楽しんでいたそうです。

道端の花の名前。
いじめられている奴の気持ち、いじめている奴の気持ち。
野球をやりたいのに、やれない奴の気持ち。
上履きを洗わない理由。
なんでもいい。

発見して、「感動」して。勉強すれば、感動できる幅も拡がるかもしれない。

何かを感じた心の動きを、大切にしてください。
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01.19.21:24

3年前と3年後

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3年前―2008年1月19日

今日で3年が経つ。立教大学教育学科主催の音楽祭で三輪組が『Thank you 4』を公演した日から。

三輪組は、学科のはみ出し者達の呼称。男9人が、この呼び名の集団に属していた。別に正式な団体ってわけじゃなくて、単なる日常の、冗談染みた会話の中で生まれたもの。

3年次に初等コースに進むと、ほぼすべての授業を一緒に受けることになる。その中で、写真にもある、この美術室に、いつしか僕らはたむろするようになっていた。僕はサークルにどっぷり浸かりながらも、このバカな奴らとの、美術室でのバカな掛け合いが好きだった。心地よかった。
教室がない大学において、美術室が僕らの教室だった。個々のロッカーが置いてあり、その中には酒や雑誌、衣類に麻雀牌など、たくさん不純なものが紛れていた。
毎日が本当に楽しかった。笑いが常に絶えなかった。

僕らは3年後もまた会える。笑える。でも、そのとき、僕らが笑い合う理由は、果たして同じなのだろうか…。卒業まであと4カ月…。バイト?卒業旅行?ううん。そんなの後でいくらでもできる。

何かやりたい。

それが始まりだった。

今しかできないもの、今だからこそできるもの

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「音楽祭で劇をやろう!」
準備期間は卒業論文を終えてからの、たった2週間。

そう、2週間。

とんでもない2週間だったと思う。三輪組の17人全員が、死ぬほど頑張ったと言えると思う。メンバーも口を揃えて言ってたけど、たかが2週間が1カ月にも2カ月にも感じられた。これは全然、誇張してない。1日が本当に長かった。普通、忙しいと短く感じるものなのに、まったく逆。1日の中に、何日分かの心の動きがある。毎日みんなを好きになる。笑いも、涙も、真剣なまなざしも、たくさんたくさんある。取りこぼさないように皆必死だった。感じようって思ってた。みんな。みんな。
そんな奇跡のような2週間を抱いて、台本の中でも、外でも、僕らは約束をした。

「3年後、また会おう」って。
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3年後―2011年1月19日

約束は果たされたか。
うん、明後日の22日に集まることになってる。でも、全員じゃない。わかってる。しょうがないって。

わかっているのに、わかっていたのに、
なんでこんなにさみしいんだろう。

くりかえし。
大切な人と一緒に未来に渡ることができなかった僕は、また、同じことをくりかえしてしまっている。それが嫌だった。そんな3年後は、もう嫌だった。あの劇は、僕なりのささやかな抵抗だった。理想を突き通してみたかった。
時はいかに流れるか。いや、時をいかに生きるか。
流されるのではなく、意志で渡る未来。
それでも、薄れる記憶。思い出。

で、どんな結論に至ったか。
ロマンチックバカの僕は、ある台詞を信じることにした。
それは、現在、僕がボランティアでやっている児童センターミュージカルの脚本の中あった。紘子さんの言葉。

「僕は忘れない。忘れられても、忘れないんだ。」

それはとても辛いことだ。だってそうだろう?僕は忘れてないのに、大切な人は忘れてしまっているなんて耐えられるかな?でも、今はそれを信じてみようと思う。しょうがないで済ませられるものなら、最初から拘らない。


信じよう。

もう一度。何度でも。

なんて、陳腐な言葉だろう。


でも、信じよう。

01.16.15:11

くまのぬいぐるみ⑤

円陣
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新年を迎え、先週の1月9日から本格的な練習が始まった児童センターミュージカル★今日は2回目の練習でした。
 
今回から僕が舞台監督と演出を務めさせて頂くことになり、試みたことが練習の始めと終わりに行う「円陣」です。
大学時代、サークルでやっていたものです。当時は軍隊みたいで嫌で嫌でしょうがなかったなぁ。けど、本公演が近付いたときに、ある先輩がこう言ったんです。

「私は、この円陣が好きです。なぜなら、みんなの顔がよく見えるからです。あぁ、このメンバーでやっているんだなぁって再確認できる。」

劇団は大所帯になればなるほど、作業が分業化して、どうしてもみんなで作っている一体感が失われがちです。だからこそ、始まりと終わりだけでもみんなの顔を見ることはとても大切。みんなの顔を見ると、色々な発見がある。あぁ…今日は元気がなさそうだなぁ、とか、何かいいことがあったのかな、とか、風邪をひいてるのかな、とか。あ、新しい服だ!とか、あ、髪型が違う!とか(笑)辛い練習が終わったあと、もっと疲れている人を見ると、自分一人が頑張っているわけじゃないんだよなぁって思ったりもする。
一人じゃない…、たくさんの人が自分のために頑張っている…、自分もその人たちの力になりたい…。そんな想いが芽生えます。これを英語でこう言います。

One for all, all for one.
一人はみんなのために、みんなは一人のために。

あまりにも有名で、どこかの中学校の教室にも張り出されているようですね(笑)とても大切なことだと思います。言葉じゃなくて、身体で、心で実感できる。それが劇づくりのいいところだと思います。みんなの顔を見ると元気になる。この輪の中に自分がいること、そしてやるべきことがあること…。それが幸せだと感じる。

あと8回!1回の練習も無駄にしないぞ!

01.04.01:39

年賀はがき

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年賀はがき

年賀はがきを書いている人が少なくなった昨今、みなさんはどうしていますか??
かなり前からメールで済ましています!なんて人が多いのではないでしょうか??僕もそうです。しかし、ちゃんと書いてきてくれる人っているんですよね。本当に、すごい。まぁ、写真を取り込んだり、加工したり、今ではずいぶん自由がきくようになったので、今一度書いてみるのも面白いかもしれませんよ♪

僕は、毎年書こう書こうと思っても中々実行できず、いつも後手後手で返事を書いてしまいます。ダメ男です。しかし、今回は一歩前進しました。裏面(通信面)を描きました!ウサギ年なので、うさぎ★

はがきの何がいいかって…
なかなか会えない人に迷いなく送れるところではないでしょうか。メールだと、頻繁にメールしていないと、なんとなく送りづらい。。。年を重ねるごとに変な遠慮が出て来るんですよね~。不思議だ。


今年こそ、自分からちゃんと出そうと思います!また絵を描いて♪

01.02.21:16

前橋からあけおめ(^v^)

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2011 Start!

 
明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
例年、群馬のばあちゃんちで年末年始を過ごします。あっちは寒いです。。。

2010を振り返る―

今年は辛い年になる。
2010年に入って、1月に『桜桃』を描き上げたとき、なんとなくそんな予感がした。
事実、続く『BLUE・BLUE・BLUE』にかなり時間を取られながらも思うような結果を出せず、『ひまわり』では横並びの賞しか獲れなかった。迷走していたと思う。そして、迷走する予感が既にあった。
「絵柄を変える」「非日常を描く」…課題として立ち塞がったのはいずれもスキル的な要素。とてもテクニカルな問題だった。それにぶつかるであろう予感と、事実ぶつかってからの受け止め、現状把握、そしてやっとそれらの課題に向き合って、取り組み始めたところで2010がカーテン。
くそぅ。
本音を言えば、1年を振り返るときに、こんな実現象を取り上げたくない。もっとメンタルなところで変化を感じたい。勿論、自分の中ではあるにはあったけど、それ以上に、仕事に対するもどかしさの方が大きかった。
くそぅ。

さてさて、じゃ、メンタルな話。
ここ1年で、「ものの見方」が大きく変わった。正確に言えば、たくさんの「ものの見方」を知ったと言った方がいいかもしれない。本当に、ここには書き切れないくらい。抽象的に概要を言えば、今までの文系的視点からくる精神論に、理系的視点が加わって理想と現実の臨界点が見えた感じ。もともと、ロマンチストって言われるし、一方では論理的って言われるけど、そのバランスがやっと細かいところまで取れた感じ。
その中で、意識してきたことは「30代への見通し」。具体的に言うと…、僕は今まで、たくさんのものを抱えて生きてきたと思うんですね。それは主に、所属してきたコミュニティの数に比例した、人付き合いといったものです。僕はその一つ一つのコミュニティで素晴らしい体験をしてきたし、その時々の人達をこよなく愛してきました。それは今でも大切なものです。
けど、20代のときに好奇心の赴くままに旅をし、手にした財産は、今、28になろうとする僕には少し重すぎる。それは再度手にした「夢」が、僕の中でとてつもなく重かったからです。与えられた365日の中、圧倒的に夢に向き合う時間が長い。つまり、これまでのように、実質自分の時間を遣って、たくさんの人には会えなくなってきているんです。

「走り続けるには身軽にならなくちゃいけない」

いつか先輩から聞いた言葉。それが“体感”として落ちてくる。
生き続ける限り、これからも出会う人達はいるだろうし、新しいコミュニティも出てくる。でも、すべてを抱えては生きれないから、きっと「別れ」というのがあるのだと思う。悪く言えば、「捨てる」わけです。とても静かに、さよならも言わずに。何かケンカとかあったわけではないのに、疎遠になっていく。自然消滅。
「悪く言えば」と書きましたが、別に悪いことでも何でもないと思います。みんな無意識にやっている。
「自分にとって、“今”、本当に大切なものは何なのか」自問してみると、意外と少なかったりする。
確かに大切な人だと思えた時代があったとして、果たして「今のその人」と繋がっていけるかと言われれば、答えは必ずしもYESじゃない。極端な話、大好きだった人を嫌いになるときもある。時間というのは、それほど無常で、無情。自分が盲目的だったのか、相手が変わったのか、それはわからないけど…。
会社を辞めて、まっさらになって、さらに1年経過したからこそ、手に残ったものを確かなものだと実感できる。そんな1年だったと思います。大切なもの、人、夢、恋。それらはすべて、勇気となる。

2011の目標―

僕にとって特別な年。大学卒業以来、ずっとこの年を目指して生きてきました。それは三輪組の約束の日でもあるし、Ropes発足当時の一つの区切りでもありました。3年間変えなかった携帯の待受画面。3年後の自分をとにかく意識しました。
その具体的なひとつの目標が、「デビュー」です。そうです!今年は「デビューイヤー」にします!!
頑張る。そのために、たくさん回り道したはず。
またみんなで笑えるように。

頑張る。
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