11.23.11:15
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01.02.21:16
前橋からあけおめ(^v^)
2011 Start!
例年、群馬のばあちゃんちで年末年始を過ごします。あっちは寒いです。。。
2010を振り返る―
今年は辛い年になる。
2010年に入って、1月に『桜桃』を描き上げたとき、なんとなくそんな予感がした。
事実、続く『BLUE・BLUE・BLUE』にかなり時間を取られながらも思うような結果を出せず、『ひまわり』では横並びの賞しか獲れなかった。迷走していたと思う。そして、迷走する予感が既にあった。
「絵柄を変える」「非日常を描く」…課題として立ち塞がったのはいずれもスキル的な要素。とてもテクニカルな問題だった。それにぶつかるであろう予感と、事実ぶつかってからの受け止め、現状把握、そしてやっとそれらの課題に向き合って、取り組み始めたところで2010がカーテン。
くそぅ。
本音を言えば、1年を振り返るときに、こんな実現象を取り上げたくない。もっとメンタルなところで変化を感じたい。勿論、自分の中ではあるにはあったけど、それ以上に、仕事に対するもどかしさの方が大きかった。
くそぅ。
さてさて、じゃ、メンタルな話。
ここ1年で、「ものの見方」が大きく変わった。正確に言えば、たくさんの「ものの見方」を知ったと言った方がいいかもしれない。本当に、ここには書き切れないくらい。抽象的に概要を言えば、今までの文系的視点からくる精神論に、理系的視点が加わって理想と現実の臨界点が見えた感じ。もともと、ロマンチストって言われるし、一方では論理的って言われるけど、そのバランスがやっと細かいところまで取れた感じ。
その中で、意識してきたことは「30代への見通し」。具体的に言うと…、僕は今まで、たくさんのものを抱えて生きてきたと思うんですね。それは主に、所属してきたコミュニティの数に比例した、人付き合いといったものです。僕はその一つ一つのコミュニティで素晴らしい体験をしてきたし、その時々の人達をこよなく愛してきました。それは今でも大切なものです。
けど、20代のときに好奇心の赴くままに旅をし、手にした財産は、今、28になろうとする僕には少し重すぎる。それは再度手にした「夢」が、僕の中でとてつもなく重かったからです。与えられた365日の中、圧倒的に夢に向き合う時間が長い。つまり、これまでのように、実質自分の時間を遣って、たくさんの人には会えなくなってきているんです。
「走り続けるには身軽にならなくちゃいけない」
いつか先輩から聞いた言葉。それが“体感”として落ちてくる。
生き続ける限り、これからも出会う人達はいるだろうし、新しいコミュニティも出てくる。でも、すべてを抱えては生きれないから、きっと「別れ」というのがあるのだと思う。悪く言えば、「捨てる」わけです。とても静かに、さよならも言わずに。何かケンカとかあったわけではないのに、疎遠になっていく。自然消滅。
「悪く言えば」と書きましたが、別に悪いことでも何でもないと思います。みんな無意識にやっている。
「自分にとって、“今”、本当に大切なものは何なのか」自問してみると、意外と少なかったりする。
確かに大切な人だと思えた時代があったとして、果たして「今のその人」と繋がっていけるかと言われれば、答えは必ずしもYESじゃない。極端な話、大好きだった人を嫌いになるときもある。時間というのは、それほど無常で、無情。自分が盲目的だったのか、相手が変わったのか、それはわからないけど…。
会社を辞めて、まっさらになって、さらに1年経過したからこそ、手に残ったものを確かなものだと実感できる。そんな1年だったと思います。大切なもの、人、夢、恋。それらはすべて、勇気となる。
2011の目標―
僕にとって特別な年。大学卒業以来、ずっとこの年を目指して生きてきました。それは三輪組の約束の日でもあるし、Ropes発足当時の一つの区切りでもありました。3年間変えなかった携帯の待受画面。3年後の自分をとにかく意識しました。
その具体的なひとつの目標が、「デビュー」です。そうです!今年は「デビューイヤー」にします!!
頑張る。そのために、たくさん回り道したはず。
またみんなで笑えるように。
頑張る。
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