04.23.00:32
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07.16.17:02
『夜わく2012』MTG開始!
アレがあって、今がある。
毎年柏市児童センターが主催する、大人気企画『夜のわくわくドキドキ体験』。
その第一回MTGが、昨日から始まりました。スタッフは、ほとんどが大学生で構成されていて、みんなボランティア経験のある人たちばかりで、むちゃくちゃイイ感じの企画になりそうです!
前回の反省を活かして、今年はもっとイイものを目指したいと思います。
こうやって企画を練っていると、大学時代を思い出します。
とにかく企画書を作り上げるのが面倒くさかった(笑)企画の立ち上げ意図から、企画終了の参加者の反応まで、一本の趣旨が通っているか、論理的な思考も試されると思うんですけど、アレって想像力も相当必要だと思うんですよね。
たとえば、マイク、スピーカーが必要だっていった場合、誰が用意して、何時までにマイクテストが終わっていて、スピーカーの位置はどの位置が最適か、想像できてるだろうか?バックミュージックをかけるタイミング(キュー)はどこで、だれがやるのか、その音量レベルは?遅刻者がいた場合、そのケアは?グループを座らせるそのポジショニングは?
とにかく実際やってみると、自分の想像力のなさに気付かされます。だから、事前に、全員で想像力をフル稼働して企画を何度もイメージしてみる。実際にやってみる。ルール説明の文章を作ってみる。推敲してみる。
とても面倒くさい作業です。でも、それらを経てからの企画は、当日、絶対、実になる。たとえ、失敗したとしても、反省の箇所は明確化される。結構シビアなことやっていたなって思いますけど、社会に出たらみんなコレやっているんですよね。
そんなことを思い出しながら、僕は山手線に揺られていました。
他でもない、大学時代の先輩の結婚式に向かうためです。
池袋に近づくにつれて、当時の自分に還っていくような気分になった。
アレがあって、今がある。
そう、言える。
07.15.16:29
EMERGENZA JAPAN
夢は叶う。
一遍の疑いもなく、生きている人たちがいる。
その人たちはみんな、夢を叶え、
そして今日もまた、新しい夢を見ることに忙しい。
昨夜は、世界最大のライブバンドコンペティション「EMERGENZA JAPAN」を「渋谷O-EAST」まで観に行きました。インディーズバンドの世界大会で、なんと!日本代表を決める決勝戦だったのです。
お目当ては、山田玲司先生の元アシスタント・赤座仁さんが所属する、「Dopalfin(ドーパルフィン)」!!
いや~、もうメチャクチャかっこよかった!!
ラテン系のビートを感じさせるような心地良いビートに、突き抜ける声。
他にも多種多様なジャンルのバンドが、凌ぎを削っていました。
最近、「夢を追い続ける人たち」と出会うことが多くて、その人達の中で共通していることは、
「楽しそう」ってこと。
人生を楽しんでいる。常に前を向いている。
信じることをやめちゃダメだ。
いや、信じるとかじゃない。
それがユージュアル。
夢は叶う。
一遍の疑いもなく、生きている人がいる。
その人たちはみんな、夢を叶え、そして今日もまた、新しい夢を見ることに忙しい。
~関連サイト~
●EMERGENZA JAPAN
●「Dopalfin(ドーパルフィン)」
07.12.00:50
リンダリンダ
KOKAMI@network vol.11
『リンダリンダ』作・演出:鴻上尚史
CAST:松岡充、伊礼彼方、星野真理、丸尾丸一郎、高橋由美子、大高洋夫ほか
公式ホームページ
「夢を見る時期を過ぎても、夢を見続けたいとあがく人達の姿は、
愚かで滑稽で、そして格好良い」(鴻上尚史)
紀伊國屋サザンシアターにて、『リンダリンダ』を観てきました。全編に渡り、「ザ・ブルーハーツ」の名曲が並び、興奮しっぱなしでした。
今日のお客さんの雰囲気は比較的大人しくて、立ち上がったり、一緒に歌ったりするのはアウトなのかな~とか遠慮してたんですが、最後の『リンダリンダ』は、もう我慢できなくて、1回目のサビに入る直前で、最前列まで1人で走っていき、叫びました!!!!学生時代のノリで飛び跳ねながら歌っていると、なんと、そんな僕に松岡さんが応えてくれました!!いや、マヂです!!!すっごい近かったから!!!間違いない!!!!
役者さんも演技上手いし、演出も凝っているんだけど、それを口説くなりすぎないようにサラッと見せてくれる。さすが、鴻上さん!!!
もうそろそろ、僕らの世代が叫ぶ番じゃないだろうか。
劇の随所に、60年代70年代の学生運動、資本主義が作り上げた原発問題などが散りばめられていました。それは最近、僕がやたらと友人たちと話している、「各世代による時代の受け渡し」の片鱗のように思えました。つまり、上の世代が僕らの世代に、「時代」を語ってくれている感じがするのです。自分たちが生きた時代、失敗、そして現在に繋いだ何かを、下の世代、つまり僕らの世代に伝えてくれているのではないか。
じゃあ、僕たちは果してその叫びをキャッチできているか、また、僕たちは自分たちが生きた90年代を下の世代に語り継いでいけるようにきちんと「時代」として捉えているか。下を向いていないか。
「夢を見る時期を過ぎても、夢を見続ける素晴らしさ」を、僕らはもう知っているはずなのに、それを叫んでいるのは僕らの世代ではなく、やはりまだ上の世代の方々だということに、少しばかりの悔しさを持たなくてはいけないんじゃないだろうか。
先輩達がこれまでになく歩み寄ってくれている今、それを感じている人は、一体どれくらいいるんだろう。
06.22.03:30
マイ・バック・ページ★★★★
若者が世界を変えられると信じていた時代
若きジャーナリストと、革命を目指す活動家との出会いが引き起こした歴史的事件―。
時代は1969年~72年(この時代を切り取った映画は果てしなく多い)。
アポロの月面着陸、安田講堂事件、三島由紀夫の切腹自殺など、激動の時代の中で、若者たちが何を見て、何を感じ、何に翻弄され、何を夢見たのか。「時代」と「若者」が切っても切れない関係であることを、新ためて考えさせてくれる1本だと思う。
僕は昔から、1969年をはじめとする「時代」に強く憧れがある。
周りの年配者たちが、光り輝く月を見つめるように、目を細めて語るあの「時代」に、ある種の嫉妬を抱いてしまう。
自分たちがあの時代を作ったのだと、切り開いたのだと、時代に流されることなく、時代を作ろうとしたのだと、
自分たちはあの時代を生きたのだと、彼らは誇らしげに自負し、今なお、あの「時代」を大切に抱いている。
それはタイトルからも読み取れる。
実際、そうなのだと思うし、そんな先輩方を僕は尊敬している。
今の僕らはどうだろう。
時代に誇りを持てるだろうか。
時代に流されることなく、時代を作っているだろうか。
「時代」を意識して生きている人は、どれくらいいるんだろう。
映画『マイ・バック・ページ』公式オフィシャルサイト
06.19.06:06
半分の月がのぼる空★★★★
きっと、あの頃を思い出している自分に気付く。
最近、貪るように映画を観ている。こんなに観ているのは専門以来かもしれない。
そんな中で気付いたことがある。やっぱり僕は、邦画が好きだってこと。
独特の空気感や画面の色合い、何より、僕が最も感情移入してしまうのは、青春時代を駆け抜ける若者たちの心情だ。海外生活の経験がない僕は、海外の若者たちを取り巻く環境や、それに対する不満や葛藤にうまく共感できないのだと思う。それよりは、やっぱり学生服の中に管理教育を感じるし、田舎に住む人が憧れる東京や、親に抱く反抗心の方が馴染み深い。
この映画も、まさに青春の匂いがぷんぷんした。
あ、この空気覚えてる、とか、
あ、こんなことあったな、とか、
そして、きっと画面の中の彼らのように、あの頃を思い出している自分に気付く。
最後は涙が止まらなかった。
きっと昔じゃ泣かなかった。
自分と重なるのは、もう、子どもだけじゃない。
映画『半分の月がのぼる空』シネマトゥディ