04.22.05:10
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12.19.22:36
2013『NEO~ある天才科学者の日記~』試演
テーマは「ALL CAST オール・キャスト」!
全員で考え、全員で作る。
互いが互いを思いやり、信頼し、そして、決して裏切らない。
12月16日(日)、2013年度児童センターミュージカルの試演とキャスト発表が行われました。
12作目となる今回のタイトルは、『NEO~ある天才科学者の日記~』。
2010年『KAGUYA』で悪役として登場したDr.ミーワ、彼を主人公にしたAnother Storyです。ご察しの通り、Dr.ミーワは2010年当時、脚本家の紘子さんが僕をモチーフとして当て書きしてくれたものです。僕が演じた最後のキャラです。それまでも幾つか悪役をやらせてもらっていたのですが、このキャラほど子ども達の記憶に残った悪役はいなかったのではないでしょうか??公演が終わったあともしばらく、僕の通り名は「Dr.ミーワ」でした。
ということは…。
…そうです。
僕、久しぶりに出ます…。
演出家が役者として出演するのは珍しいことではありませんが、やっぱり少し気恥ずかしくも思います。僕には本格的な役者経験がないですし、何より練習を指導する立場の僕が、みんなの練習時間を使って自分の練習をするなんて、申し訳なくて…。
それでも、今回僕が役者として出ようと思ったのにはいくつかの理由があります。
演技指導をする中で、役者の面白みに改めて気付かされたこと。
成長期の子ども達に、大人の演技を直に実感してほしいと思ったこと。
そして、今の自分を残したくなったこと。
新しいことがたくさんあります。
初めてのコメディ。
立ち上げスタッフ達の不在。
舞台背景を使わず、プロップで表現すること。
他にも課題は山積みです。正直不安です。でも、なんかドキドキしてる。
テーマは「ALL CAST オール・キャスト」!
全員で考え、全員で作る。
互いが互いを思いやり、信頼し、そして、決して裏切らない。
人の隣に、人が見える。
そんな舞台を、作りたい。
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12.05.21:17
「自然な家」
12月2日(日)、大学時代の同期が結婚した。
同じ英語サークルの中でも、彼女はスピーチセミナーで、僕はドラマセミナー。互いに情熱を傾けたものは違っていたけど、抱えていた問題も、覚悟を決めた時期も、辞めようか迷った時期も、そして吸っていた空気もきっと同じだった。それが「同期」というものだと思う。
スピーチセミナーの結婚ということで、2次会に集まった顔ぶれは、いつもとは少し違っていて、それはそれで新鮮で面白かった。セミナーごとに「色」というのがあって、僕らの代のスピーチセミナーは、どちらかというと穏やかで優しい奴らが多い。そのせいか、現役時代から僕はどこか、彼ら彼女たちに救われている気がする。
彼女が選んだ男性は、大学時代から今もハンドボールをやっていると聞いていたので、もっと体育会系の人かと思ったら、2次会の終わりの方では号泣、号泣で、進行が遅れるほど泣いていた(笑)言葉にならない言葉を一つずつゆっくり選び、それを「大丈夫、大丈夫」とゆっくり頷きながら待つ彼女。その数分間のやり取りの中に、2人の歴史がある。
積み重ねたものは、とても“自然”だ。
それは「家」に似ている。新築のときは、周りから浮いて見えるのに、時間が経つにつれて周りの景色にだんだん溶け込んでゆく。ときに嵐に会うかもしれない。幾多の傷を受けるかもしれない。けれど、その傷が、庭のバラが、犬の鳴き声が、子どもの笑い声が、それがそこに在り続けた証となってゆく。
2人はどんな家に住むのだろう。
そして、どんな家を築くのだろう。
きっと、とても“自然な家”であるに違いない。
11.28.00:41
2013オーディション
劇は、台本をめくって始まるのではなく、
人と人が出会ったときから始まるのだと思う。
11月18日(日)、2013年度児童センターミュージカルのオーディションが行われた。
新たに参加してくれた人は勿論、去年よりも背も言葉遣いも大人びてきた子ども達に触れていると、そこにいる全員に、今日初めて出逢ったような感覚になる。オーディションを開始するとその感覚は益々確かなものになった。
去年とは比べものにならないくらいみんな成長している。素直に上手い。演技を楽しむようになっている。
ワクワクした。
早く練習始まらないかな~、って。
11月公演からまだ2週間しか経っていないのに、もうずっと遠くに、今日があるみたいだ。
そういえば、僕の大学時代の英語劇サークルも11月に大会が執り行われる。後輩達は悔いを残さずやり遂げられただろうか。涙を流しただろうか、流れなかっただろうか。勝っても負けても、最後のシーンは、「君に出会えて良かった」と抱き合いながら、緞帳が下りていればいいな。
―と、もう顔も知らない後輩達のことを想う。
あのときの温度を、今も忘れずに抱き続けている人が一体何人いるだろう。
縁があって、今も僕はこういう形で演劇に携わっている。
やって良かったと思えるもの、残るものとは何だろう。
1つじゃない。
人の数だけあっていい。
最後にコレだと思って手にとるボールを、何種類も投げてみよう。
劇は、台本をめくって始まるのではなく、人と人が出会ったときから始まるのだと思う。
そして、最後のシーンは、人と人が抱き合って終わるものでありたいと願う。
11.05.14:37
パフ⑫「みんなを幸せにする力」
最後にみんなが笑ってくれてよかった。
昨日、アミュゼ柏にて、『PUFF the Magic DRAGON~きみにあえて、うれしい。~』が無事、終演を迎えることができました。写真は本番前の円陣の様子です。
僕の力不足でリハの時間が大幅に押してしまったのですが、スタッフのみなさんの甚大なサポートによって、なんとか開場に間に合うことができました。本当に本当に、感謝してもしきれないくらいです。ありがとうございました!!
本番は、とにかく「素晴らしい」の一言!
子ども達の演技も歌も、今までで一番の出来だったと思います。思い入れを差し引いても、素直に面白いと思ったし、むちゃくちゃ感動しました。みんなスゴイ!練習中、僕が指導したことをちゃんと吸収している。見ていて、影の努力が見える。一言一言をかみしめて台詞を吐く。その一生懸命な心が見える。
スタッフの動きも同様で、とにかく動く。固唾を飲んで見守る。慎重に次のアクションのタイミングを計る。目に映るすべてが、ひとつの方向に進んで行っている。同じ時間の中で。同じ空間の中で。想いは様々なのかもしれないけど、その想いの源泉はきっと同じだということが、何よりも僕を勇気付けてくれる。
最後にみんなが笑ってくれてよかった。
ほんとうに、よかった。
もちろん、僕個人としてはたくさん反省しなくちゃいけないところはあるので、それは来年度に活かして、頑張りたいと思います!んし!がんばろうヽ(^o^)丿
「みんなを幸せにする力がほしい」
学生時代、よくそう思った。
それはとても傲慢な考え方だけれど、僕はそんなことを未だに思ってしまう。
もちろん、結果を与えて満足させることを言っているんじゃない。そこに至るプロセスに充実感を感じてほしいということ。そのきっかけを与えるくらいしか他人にはできない。けれど、それがひどく難しい…。
だから、どんなに成功しても、「もう少し頑張ろう」って思う。
せっかく同じ場所にいるんだから、1人でも多くの人に笑ってほしいし、その方が絶対楽しい。
「そんなの無理だよ」と笑う奴、「お前ならできるよ」と笑う奴、「俺も」と笑う奴。
未来もきっと、違うことで笑っているだろう。
どんな未来を選ぶかは自分次第だ。
そういえば、日が明けて今日、腰と腕が半端なく痛いんです。
僕は、作中に出てくるドラゴンを、中に入って動かす役だったんですけど、自分で作っておいて何なんですが、コレがともかく重いんです。マジで重い!たぶん、ソレです。いや、確実に。
10.30.04:53
『美大受験戦記アリエネ』第4集、発売!
山田玲司先生の『美大受験戦記アリエネ』第4集が、本日、10月30日(火)発売です!
いや、なんかもう、すごいんです!話題沸騰もいいとこらしく、今回は紀伊國屋書店さんで買うと、オリジナルイラストペーパーまで付いてきちゃうんです!!僕はナマ原、見ました!!へへ。
とにかく、現場にいてもノッているのが分かる!!まだまだ加速すること間違いなし!ぜひ、ご注目ください!
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