04.21.12:05
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10.27.20:46
11月3日(土)ミュージカル『NEO~ある天才科学者の日記~』再演
柏っていい街だよ。ここで生まれてよかった、住んでよかったと感じられる街になったらいいなぁ~の想いから始まった柏市児童センターミュージカル。台本・演出・音楽・衣装・美術など、すべてボランティアが力を合わせて作り上げた作品です。演じるのは柏の子どもたち!
暖かい人の輪から、小さな幸せと喜びを込めて贈る「児童センターミュージカル」第12作!私、三輪は今回、「演出」「舞台監督」「美術」「役者」と、たくさん担当させて頂いています。お時間ある方は是非遊びにお越しください。
日時:2013年11月3日(日)
開場:午後2時00分
開演:午後2時30分
入場無料
場所:アミュゼ柏クリスタルホール
住所:〒277-0005 千葉県柏市柏6-2-22
行き方:柏駅東口より徒歩7分
※駐車場は関係者専用となっておりますので、お車でのご来場はご遠慮ください。
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―物語の概要―
古代科学文明ネオ大陸の遺跡で、ある一冊の日記、「ネオ・ダイアリー」が発見された。
その日記は、すべて暗号で記されており、ある天才科学者が遺したものとされている。それをセレブタウンのノーブル伯爵夫人が、オークションで競り落としたというのだ。
それを聞いた新米新聞記者のアスカは、普段から悪企みをしているDr.ミーワの動きに注目した。予想通り、日記を盗もうと伯爵夫人の屋敷に忍び込むDr.ミーワ。しかし、日記を目前にして、スラッグストリートのリーダー・ユウリに先を越されてしまう。もとよりスラッグストリートから立退きを迫られていたユウリたちは、盗んだ日記を担保に、ノーブル伯爵夫人から土地を守ろうとしていた。ノーブル伯爵夫人の執事達に見つかりそうになったところを、Dr.ミーワは自らが発明した薬で子どもの姿に戻り、危機を脱する。が、研究所に戻ると助手のAIが元に戻る薬を飲んでしまっていた!
仕方なく、子どもの姿のまま日記を求めてスラッグストリートに向かうDr.ミーワ。
そこには、親のいない子ども達が寄り添い、集う、あたたかい町があった。とりあえず仲間を装って日記に近づくDr.ミーワ。迫り来るノーブル伯爵夫人たち。
果たして、スラッグストリートの運命は!?
暗号は読み解けるのか!?日記に記された秘密とは!?
一冊の日記を巡る、児童センターミュージカル初のヒューマンコメディー!!
10.27.20:40
NEO⑦
それができたときに、
きっとこの1年が線で結ばれる。
11月3日の公演まで、残り1週間を切った。
あとたった1日の練習しか残っていない。例年だったら、ものすごい焦燥感に襲われているはずなのに、今年の僕は、なんだか淋しさの方が大きくなってしまっている。
10年、このミュージカルに関わらせてもらった。
この11月公演が、僕の卒業公演になる。
「町全体で、何か一つのことができないだろうか??」
そんな想いから始まったこのミュージカルが、ここまで僕の人生を占めるものになるとは思わなかった。最初は背景画を頼まれただけだったのに、今じゃ演出までやらせてもらっている。
「素人が集まって作るプロセスは、経験者の三輪さんからすると、充実よりも大変な事の方が多いのでは?」と、大学の後輩に尋ねられたことがある。
確かに、ここでの劇作りは、業界の常識が通用しない場面が多々ある。資金面でも、待遇面でも、技術面、精神面でも…。たぶん、足りていないことの方が多い。それでも、それを超える何かが、ここにはある。そう確信していると、その後輩に答えた。
10年の間に、子ども達が成長したように、僕の中にも、確かに成長と呼べるものがあった。
大学、ESS、会社、三輪組、いくつかの組織を生き抜いていく中で、埋没せずに、広い視野を持てたのは、常にこの場所が傍らにあったからだと思う。偏った年代との付き合いではなく、幅広い年齢層の中で20代を過ごせたことが、何よりも僕の財産になっている。
点ではなく、線。
命が生まれ、愛に育まれ、巣立ち、戻る。
円を描きながら、人が生きている。それが見える。
僕もまた、ゆるやかな円を描く中で、一周目を終えたところにきたのだと感じる。
10年分を込めて、とは思わない。
1年間に10年分を生きることができないように、この1年はこの1年でしかない。
今の僕の全力を注ごう。それだけだ。
それができたときに、きっとこの1年が線で結ばれる。そう信じて。
09.16.13:35
熱を持って、やろう。
9月14日(土)、会社時代の同期の結婚式がありました。
僕は二次会の幹事をやらせてもらったんですけど、参加者のめちゃくちゃ献身的な協力で、なんとか無事務め上げることができました。みなさん、本当にありがとうございました!!
2人のお友達とあって、本当にみんな良い人で、おそらくかなり司会の僕に気を遣ってくださったのではないでしょうか。新郎も見せ場満載、ツッコミどころ満載の会でした!!
失うことなく、年をとっていけるだろうか。
そんな不安を、少しは拭えた気がする。
今回の幹事を務めさせてもらうにあたって、1つ、チャレンジさせてもらったことがありました。
それは、企画イベントをビンゴなどのような「受動型」のものではなく、参加者側から働きかける「能動型」にするということ。
もちろん、どの企画でも心がけていることではあるけど、結婚式二次会のような、育った環境も文化もバラバラな人たちが初対面で集う場だと、それを実現するには、ある程度バーを下げてみんなが片足で飛べるような、イージーなものになってしまうことが多い。
どんなに面白い企画を思いついても、100人弱に密なコミュニケーションを求めるには、越えなければならない壁が多すぎる。それはテーマであり、時間であり、最適なグループ人数やグルーピングであり、適度な難易度の出題であり、空気感の創出であり、何よりも「スタッフ力」だと、僕は思う。
僕が言う、「スタッフ力」とは、同じ景色を見れる眼と、それを実現するにあたって、具体的な課題を探り、その解決を、熱量を持ってやれる力のことだ。
今回、幹事パートナーとして、同じ会社時代の同期を指名させてもらった。
組織から離れて、一度、彼と何かを一緒にやりたいと思っていたので、今回の幹事はまたとない機会だった。忙しい中、深夜、スカイプでの打ち合わせになってしまうことが多かったのだけど、以前より増して力をつけた彼との話し合いは、僕にとって胸がワクワクする、高揚感のあるものとなった。
僕が、「こうしたい」というものに対して、その背景にある根拠を、1から10まで説明しなくても彼はわかってくれる。時に、異常にこだわる僕は、周囲から「そこまでこだわらなくても良くない?」と言われることが多いのだけど、彼は「なぜ、ここにこだわらなくてはいけないか」という、僕の背景まで理解してくれる。
それはまた、違和感を感じるポイントでも同様のことが言える。
順調に進んでいる話し合いの中、ふと黙ってしまうことがある。僕の中の誰かがこのまま進んではダメだと叫んでいて、その理由を探っているときだ。そのときも、彼は立ち止まる僕を許してくれるし、待ってくれる。
今回の企画は、3日前に固まった最終案を、前日の朝方までイメージした結果、急遽僕の独断で変更する形となった。どうしても成功イメージが浮かばなかったからだ。
最終的に捻り出した答えに、一応の自信を持っていたのだけれど、本番4時間前の彼との打ち合わせで、一カ所だけ彼からの課題抽出があり、それを解決することによって、最終案はさらにブラッシュアップされる形となった。
結果は、参加者の甚大なサポートのもと、なんとか無事成功と言えるものとなった。
もちろん、100点じゃないし、僕らが反省する点はたくさんある。けれど、それも明確だ。それくらいの見通しと、振り切りを持ってチャレンジできた。
満身創痍の帰り道、「今日はありがとう!」と手を振る新郎新婦を見て、やっと今日が終わったと思った。やってよかったと思えるように、誰も後悔なんかしないように、そのためだけに、一生懸命やろうって思っているのだと思う。それが子どものイベントでも、結婚式の二次会でも、仕事でも、恋愛でも、あのときも今も、変わることはない。
熱だ。
熱を持ってやろう。
失うことなく、年をとっていけるだろうか。
そんな不安を、少しは拭えた気がする。
08.30.23:27
『美大受験戦記アリエネ』第7集、発売!
山田玲司先生の『美大受験戦記アリエネ』第7集、本日、8月30日(金)発売です!
出てきましたね。速水先生。。。かっこ良すぎる、年上の存在。
出てきましたね、新キャラ!!もう有を追いつめて追いつめて追いつめて行きます!!
先生のマンガは、悪役が悪役で終わることって少ないと思うので、この超悪態振りが、後に味方になると想像すると、なんつーツンデレ!!とも思うわけです!さて、どうなる・・!?
夏に向かって描いていたときなので、僕らスタッフも超元気でした!
―第7集概要―(Amazonより)
乞うご期待!!熱烈支持続々! 美大受験ラブストーリー!
光河のバイト先のデザイン事務所の課題を、弥生の叱咤のもと光河と力を合わせて仕上げた有。また、苦手のデッサンも学科も、夢とつきあってから上達し始める。だが、希望が見えてきたと思われた矢先、恩師の青木先生がいなくなってしまうことに…!? さらに、夢も速水先生とともに姿を消してしまいー!? 大好評美大受験青春グラフィティー、急展開の第7集!!
【編集担当からのおすすめ情報】
『美大受験戦記アリエネ』は『美大受験戦記アリエネ 決着編 ~冬の終わり~』として「月刊!スピリッツ」に移籍します!!
この7集のつづきは「月刊!スピリッツ」10号(8月27日火曜頃発売)に掲載!!!!
物語は緊張のラストデイズを描く、入試本番直前の最終章へ!!
有の……そして、夢の合否は……!?
●美大受験戦記 アリエネ 7 (ビッグコミックス) [コミック] 山田 玲司 (著)
08.29.00:04
夜のわくわくドキドキ体験2013
楽しい場所を探すんじゃなくて、
楽しい場所を作れる俺たちであろう。
8月25日 (日)
児童センターが主催する「夜のわくわくドキドキ体験2013」が無事執り行われた。
青年スタッフが中心となって、企画運営を任されてから、今年で3年目になる。
50人の子ども達を、20人ほどのスタッフで5時間企画を通すのは、かなりハードルが高い。
ましてや、素人がたった3回の全体MTGでクオリティを高めるのは、至難の業だ。
知らない人同士が集まって、知らない子ども達を楽しませる。
初対面の子ども同士のコミュニケーションを促進させる。
5時間の中で、子どもにそれを求める。
ならば、僕らは3日間の、12時間のMTGの中で、どれくらい近づけただろう。
どれくらい本気で向き合えただろう。
初めて会う子ども同士が、恥ずかしげなく、臆することなく、声を出せる場所を、空気を、果たして、大人の僕ら自身は作り出せているだろうか。
そう考えてみる。
いつも子どもを相手にするとき、まず僕はそこを起点に考える。
そして、それをスタッフに投げかける。
すると、前ばかり向いていた視線が、横にいる仲間へとスライドする。
そこが、「はじまり」なのだ。
バラバラだった気温は、1人1人の体温が上がることで、ある一定の気温を生み出す。
それらの「熱」が、そのまま僕らの「空気」になる。
空気がきれいだと気持ちがいい。気持ちがいいと笑顔になる。
3年目の「空気」は、そこにいる全員の笑顔がはじけ飛ぶくらい、最高に気持ちのいいものになった。
安全面・時間配分・準備万端で完璧だったカレー作り、
子ども達からアンコールが出るほどのゲームの盛り上がり、
固唾を飲んで聞き入っていたオリジナルの怖い話、
時間管理という最大の課題をクリアした肝試し、
はじけんばかりの笑顔と、歓声が、夜の体育館に響き渡った。
何よりもうれしかったのは、子ども達の笑顔はもちろん、スタッフの笑顔だった。
それは、一生懸命準備したからこその当日の意気込みであり、達成感であり、
スタッフ1人1人への信頼感があるからこそ分かち合える、喜びだったはずだ。
打ち上げの参加率、オールの参加率も、昨年を上回った。
ゆっくりと話をしてみると、僕らはお互いのことをまだ何も知らなかったのだなと、改めて気づかされる。でも、夜が更けていくにつれて、深まっていくスタッフの姿を見て、
ここも「はじまり」なんだとも、思った。
楽しい場所を探すんじゃなくて、
楽しい場所を作れる俺たちであろう。
いきがっていた昔のセリフを、今の僕で、もう一度言いたくなった。