忍者ブログ

The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
06 2020/07 1 2 3 45 6 7 8 9 10 1112 13 14 15 16 17 1819 20 21 22 23 24 2526 27 28 29 30 31 08
RECENT ENTRY
RECENT COMMENT
[04/18 サン]
[01/30 RED☆]
[09/02 名無し]
[04/14 4月生まれの僕]
[01/06 みっちゃん]

07.09.14:52

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 07/09/14:52

03.30.00:06

in my pocket


君はなにかを探すように
 
僕のポケットに手を入れて
 
不意になにかを見つけたように
 
あたたかいねと笑う
 
 


僕らは川の向こうの 白んだ空を見つめながら
 
もう長いこと運転を見合わせている春を

河原のホームでじっと待っていた
 


 
君はすぐに迷子になる子どものように
 
僕の手をすぐに離してしまって
 
誰も知らない場所で怯えるように
 
よく泣いていた



 
僕らが思うよりもこの世界は広すぎて
 
一度はぐれてしまった恋は

もうこの河原じゃ見つからなかった


 
 
僕らは時計の長針と短針のように
 
いつもセットで歩んできたけど
 
君が本当に望むときに

僕は君に重なり合うことができていただろうか
 
0時の鐘の音を鳴らすことができていただろうか



 
3時をすぎても 眠れない夜は
 
どこからが「おはよう」なのだろうと考えてしまう
 
ベッドに張り付いた僕の顔は画面に照らされたまま 
 
そのまま朝の光に紛れていく
 
少し早起きになったお日様を カーテンの隙間から覗く 
 
遅刻してきた春が 何事もなかったかのように

堂々と河原のホームに到着をしたらしい



 
桜の花びら達は僕の手から逃れるように地面に舞い落ち

僕の足元で戯れるように風と踊った 

肌寒さから 不意にポケットに手を入れると
 
乱雑に折りたたまれた硬い銀紙が手に当たった
 
いつのものともわからないそれを
 
空にかざして眺めてみる



 

古びた紙っはしが世界の片隅で光った




君の探し物は見つかっただろうか

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら