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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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04.20.22:41

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  • 04/20/22:41

07.04.16:06

あたたかい雪④

b477f36d.jpg
 
仕上げ作業完了

やっと終わった~(>_<)!仕上げ作業ってパソコンなんですけど、目がめっちゃ疲れます!
あと、最近足のむくみがひどくて、フットレストを買おうか迷っています。机の高さが合っていないみたい…。


モチーフに対する答え

今回の作品は、とってもパーソナルな作品。どこにも投稿するつもりもないし、投稿しても高い評価は得られないと思う。少年誌っぽいし…。つまり、客観的に見れば僕のキャリアに必要ないもの。
だけど、描き切りたかった。何かに引っ張られるような強い気持ちがあった。
『いつか僕らがグレーになる頃に』のシリーズを完結させたいって気持ちも強かったけど、それ以上に、区切りをつけたかったのだと思う。何に、か。それは、「モチーフ」に対する、“今の”僕なりの答えだ。
「記憶」「思い出」「割り切れない気持ち」「未来」「約束」…、学生時代から抱えてきたそれらのものに対して、自分なりの今の答えを、今、ここに残しておきたい。時間が経ったら、もう、この作品は描けない気がした。

あたたかい雪 仕上げ1
 
これは、あの頃の僕らへ。

キラキラしてた。
太陽をたっぷり吸いこんだ窓際の机の匂いや、放課後の校庭に響き渡る甲高い声。理科室や家庭科室で備品をたくさん盗んだこと。ランドセルを椅子にして話しこんだこと。好きな女の子に素直になれなかったこと。
キラキラしてた。世界はたった一つで、僕らにはその世界がすべてだった。
このまま、みんな一緒に大人になると信じていた。ううん、疑いすら持たなかった。

物語の中には、幾つかの大切な思い出を詰め込んだ。みんなで結成した「遭難砂原リンチャーズ」。橋の下の基地、直樹と僕で作った暗号表…。キラキラした宝物を、そっと、入れてみた。
アイツは、気付いてくれるだろうか。アイツは、覚えているだろうか。

f9205530.jpg

一つの気持ちを忘れなければ、時代は消えない。
僕らが確かに生きていた、あの時代は、今なお、僕の胸の中にある。

世界は一つじゃなかった。
それぞれの世界を僕らは持ち、そして今、そこでそれぞれ生きている。

けど、僕らの時代は消えない。
僕らの世界は消えない。

今も、キラキラしてる。
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