08.06.02:15
[PR]
04.01.23:33
BLUE・BLUE・BLUE(前篇)②
前篇・後篇!?
現在執筆中の『BLUE・BLUE・BLUE』が、前篇と後篇に分かれることになりました。
わお!
理由は2つあって、単に「〆切に間に合わない」というのと、メンバーが32ページで描いている中、僕一人だけ50ページも取るのは忍びないという理由です。
というわけで今日から早速下描きに入りました。1日3ページのノルマで行きますよー!!
あれは小学5年生の冬だった・・・。
転校を前にした美幸は直樹・大輔・純司にそれぞれミサンガを贈った。
美幸の夢は・・・
「またいつかこうやってみんなと遊ぶこと・・・」
そんな小さな夢さえも、2年後の彼らには叶えることはできなくなっていた。
―中学1年の6月。
主人公・直樹のもとに美幸から1通の手紙が届く。何の変哲もない、昔を懐かしむ美幸の手紙。
しかし、既に3人はバラバラだった。
特に直樹と大輔の間には深い溝ができていた。
美幸への返事を書けない直樹。
もしも、美幸がこんな状況を知ってしまったら、もう彼女が二度と僕らのもとに戻ってこないかもしれない・・・。
「美幸を悲しませないために、美幸を泣かせないために・・・」
直樹はウソの手紙を書くのだった・・・。
※人物名は実際の友だちの名前を拝借しました。心あたりある人は画像の中のキャラの誰が誰か分かるかもしれないですね(笑)
次回はHOT NEWSをお届けします!
03.27.02:09
BLUE・BLUE・BLUE(前篇)①
構想
2010年5月4日(祝/火)
COMITIA92 拡大Specialにて発売予定の
『The Ropes~平成の常盤荘~3/5 Vol.4』
その新作収録作品
『BLUE・BLUE・BLUE』
まだネーム段階で詰まってます(泣)
この作品は4部作からなる『いつか僕らがグレーになる頃に』という作品の第1部として描いています。
―ということは、そうです。読み切りでありながら、続く3作へいくつか伏線を張らなくてはいけない上に、登場人物の多さに手間取っているわけです。いやぁ、しんどい。でも、この作品はずーっと描きたかったものなので、充実感はすごいあります。
「3原色」「記憶」「グレー」
登場人物達、男子3人のイメージカラーは、それぞれ「赤」「青」「黄色」。そしてヒロインが「白」。
今回はタイトル通り、「青」の男の子が主人公ということになります。
4人が共に遊んだのは小学5年生のときのたった3カ月。そこから2年後の中学時代のお話です。
勿論、これはフィクションですが、僕の中学時代の想いや経験が多分に含まれています。よって、これは中学時代を思い出している27歳の「記憶」。
中学校ってなんか不思議なところだった気がします。
決められた制服、ジャージ、バック。科目ごとに替わる先生、学年ごと変わる上履きの色・・・
部活動、英語の授業、初恋・・・初めてのことだらけですごい充実していた反面、
無知で純粋だった小学時代の心が、次第に淀んでいくことを実感した場所でもあった。
でも、「大切にしていたもの」もあった。
そんな気持ちを、もう一度感じてもらえるような作品にできたらと思います。
次回はネーム終了に併せて、物語の概要をお伝えします。
03.23.11:37
『Kaguya<かぐや>~いま、わたしにできること~』終演
終演
先日、2010年3月21日(日)柏市豊四季台近隣センター体育館にて、豊四季台児童センター主催ミュージカル『Kaguya<かぐや>~いま、わたしにできること~』が無事公演を終えました。観に来てくれた方々、本当にありがとうございました!
今回は僕は当て書きで「ドクター・みーワ」という役を頂いたのですが、この役名、けっこう気に入っています。「みーワ」というのは僕の昔のペンネームでもあり、そして高校時代から子どもたちの間で親しまれてきた名前でもあるんです。ありがとうございます、紘子さん♪
今回一番嬉しかったことのひとつは、卒業メンバーが帰ってきてくれたこと。
コーラス、記者団役、宇宙警察役、受付、メンバー紹介掲示など、実に様々な場面で活躍してくれました。
帰ってくる場所があること、戻ろうと思ってくれること、何かできないかって考えてくれること…
そんな想いがうれしくて、そして同時に、大きくなって帰ってきた子達を見て、年月の重なりを感じました。
これからもずっと…この場所が素敵に年をとっていきますように…。
スタッフの皆さん、そして子どもたちへ
本当にありがとう。そして、お疲れ様でした。
今さっき舞台セットなどの片づけを終えてきて、皆様のアンケートに一通り目を通させて頂きました。改めて終演を実感です。以下、匿名で紹介させて頂きます。
03.20.22:11
いよいよ明日、本番!
前日リハーサル
いよいよ明日3月21日に本番を控えた
柏市児童センターミュージカルVol.9
『Kaguya<かぐや>
~いま、わたしにできること~』
写真は本日のリハ風景です。
詳細↓
http://theropes.side-story.net/Entry/40/
いやぁ、毎年のことですが、少ない練習回数で不安をたくさん残したまま本番を迎えます。でも、子どもはたくさん奇跡を起こすので、本番は何も心配していません。問題は、僕のような大人の役者です。はぁ~、子どもの柔らかい頭が欲しい。
さて、今まで手掛けた舞台背景の中でも、この【ホタルの竹林】は一番のお気に入りです。これを描いたのは第4作『はっち』のときで、僕は22歳でした。これ、本当に大きいんです。縦は3m、横はなんと12m!!
絵具はneo colorなのですが、何に描いているかが問題で・・・
実はハンカチを作る際に出る、布の切れ端30平方cmをひたすらつなぎ、縫い合わせたもの!なので、コストは絵具代のみ!!いや~、こういうところがこのミュージカルのいいところですね。アイディアがすごい。ちなみに、この鳥居は段ボールと模造紙。
よし、今日は明日に備えて台本をチェックしながら、睡眠だ!
濡れタオルを枕元に置くと、喉が乾燥しなくてとてもgoodです。
03.11.00:00
誕生日
バイバイ、26歳
ミュージカルの舞台セットを作っていると
ツナギにこびり付いた絵具の跡が
ふいにあの頃の僕と、今の僕とをつないだ。
そういえば、よくこうやって誕生日を過ごしたっけ。
とにかく前に進みたくて
やっと馴染んできたスーツを脱いだはずなのに
辿りついた“今日”はなんだか懐かしくて
思わず僕は
「ただいま」とか思ってしまう。
少し痩せたのか、久しぶりのツナギはあの頃よりゆるくて
3月の冷たい風が僕とツナギの間をスースーと泳いでは
今の僕からあの頃の僕を切り離して行くような気がした。
なーんもない自分
今の僕は
“ただの僕”になってしまったけど
それでも変わらず そばにいてくれる
そんな人たちのやさしさを
いっぱい感じる1年だった
ありがとう
僕は27歳になりました
ありがとう
理由は何もないんだよ
あなたという人が いることでいいんだよ