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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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  • 07/22/05:58

06.26.02:36

結婚しました!

結婚しました!!
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はい、ウソです。

今日は、三輪組の元・総務、奨(超デキる奴!)の結婚式でした!奥さん、美人~!!
いいのかよ、こんな写真撮らせて(笑)!そして、新婦とは初対面だった!ごめんなさい<m(__)m>
はい、下画像が、本物の新郎新婦です。やっぱり、しっくりきてます!当たり前ですね!
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Away or Home

2次会は「ラグナヴェール青山」。80人という大人数!盛大!2人の人望の厚さが伺えます!
僕は、乾杯の音頭を取らせて頂きました。新郎新婦は、高校時代から7年間の交際ということで、出席者の多くは高校時代の友人。その中で、「三輪組」は完全にアウェー。正直、どんなテンションでいっても、盛り上げることなんてできないんじゃないかと、最初は不安に思っていました。
しかし、そんなの杞憂!なんだ、この一体感は!あったかい。しょっぱなから異様な盛り上がり。マジで良い人たちばかり!おかげ様で、緊張しつつもなんとか大役を務めあげることができました。マジよかった、マジ安堵。マジありがとうございました!
こういった役目があると、初対面の方々とも気軽に話せるきっかけにもなるので、パーティーが始まってからはいろいろな人と話すことができて面白かったです。出席者同士は、もちろん初対面なんだけど、共通の友人の人生のどこか一部で、それぞれ密接に関わっているわけです。僕が知ってるのは大学時代の彼だけだし、逆に小中高時代の彼しか知らない人もいる。それでも、それらが繋がって今日この日がある。
つないだものが、ここに集まっっている。奇跡的な空間と時間。
奨、本当におめでとう。素敵なHomeを作ってくれ。

LAGUNAVEIL AOYAMA(ラグナヴェール青山)

Team Play

三輪組で集まるのも久しぶり。今日は、一つ下の代の女の子たちも来てくれたし(*^^)v
会って思うのは、「チームプレー」。一人、また一人と合流して行く度に、パワー絶対値は底上げされ、属性すら多彩に変化する。個性を埋没させることなく、MIX UPされる。
その原理というのは、仲間内で「スベらせないようにしていること」。
よく、「はい、スベったぁ~」とか、友達の中で下げ合う光景を見かけませんか?でも、僕らは仲間を下げて笑いを取ろうとしない。誰かのボケに最大限に乗っかろうとする。だから誰も嫌な気持ちにならないのだと思います。そんなことを無意識でやっているこいつらが、やっぱりめちゃくちゃ好きです。
なんでも楽しくなっちゃう。くだらなすぎる。笑いが絶えない。空気がうまい。
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思い出が風化してしまうこと。
大切だったものが、大切でなくなること。
「別れ」と「旅立ち」が同義になってしまったこと。
そんなもの、笑い声と共に、すべて吹き飛んで行ったような気がした。
もう大丈夫。
バカみたいな笑い声が、6月の空にしっとりと貼り付いている。
きっと明日になっても剥がれない。
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06.22.01:21

授賞式

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昨日は、第68回小学館新人コミック大賞の授賞式でした。
思っていた以上に盛大でビックリ!「如水会館」にて、全部門受賞者を対象とした授賞式が執り行われました。(「如水会館」って、あの酒井法子が会見した場所だったんですね。知らなかった!)
そして、各編集長のありがたいお言葉、「賞状」「盾」「副賞のデジカメ」の授与、藤堂裕先生と七島佳那先生による祝辞!記念撮影!いや~、普通にうれしい!賞状なんて、久しぶりにもらいました(^_^;)

如水会館ホームページ
藤堂裕先生のファンサイト
●七島佳那先生の公式サイト(画像をクリック)
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●七島佳那先生のブログ「脳内会議
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上画像は、盾なんですけど、う~ん・・・、うまく撮れないなぁ(-_-;)透明なんです、コレ!なので、背景に黒を持ってきたんですけど、イマイチですね。クライマックスのシーンを使ってもらいました。
16時半からは小学館に戻って、コンプライアンス、主に「著作権法」についての講義を受けました。知らないことばかりだ。。。まあ、一人で判断するのではなく、編集さんと話すことが大切だということです。
副賞はファクシミリかデジカメか選べたんですが、デジカメにしました。もう一台欲しかったところだったから、マジうれしい!これで取材も楽しくなりそうですね!
CASIO EXILIM EX-ZR10
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18時からは編集部ごとに分かれて、お食事会。お寿司をご馳走になりました~ヽ(^o^)丿
編集部の雰囲気はとても温かいし、同じ受賞者の方々と、創作のお話をするのもすっごい楽しかった!
頑張ろう。ここでやりたい。そう思った。

笑顔、涙、疾走

マンガ家の夢を持つ人間は、年齢を重ねるごとに周りから減っていった。
それほど厳しい世界。僕も19歳のとき体感したし、逆に、大学・社会人の生活をしてみると、安定した地面に最初とても戸惑った。慣れてしまえば、そこにはたくさんの人がいて、たくさんのことを共有できた。でも、世界は一つじゃないはずなのに、そこでの世界はどうしても一つになりがちだったような気がする。
自分の世界を見たい、感じたい、形にしたい。そんな想いが次第に強くなっていった。
それは20代後半の思考からすれば、とてもマイナーで、周りとのズレを感じることも多々あった。
でも、今日、同じ業界の人たちに囲まれていると、勇気にも似た心強さを感じた。

「同年代が普通に外で働いている中、部屋に籠もって何やっているんだろうと思う時もあった」(藤堂先生)
「ひとつ課題を乗り越えるごとに、またひとつ、自分の武器が増えていく」(七島先生)

同じように、苦悩して、夢を叶えた人たちがいる。笑顔。
同じように、今日もマンガを描いている同志がいる。涙。
走っていい。思いっきり。疾走。
そんな声。

今日も描こう。

06.17.03:12

CHACK展~創造のゆくえ~

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CHACK展~創造のゆくえ~

昨夜は、親友に誘われて、通称・CHACKの、初の個展に行ってきました。
ギャラリーは、音楽仲間である知り合いのクラブを貸し切り、30点のアクリル画をレイアウトしたもの。とても温かみのある個展でした。僕もCHACKと会うのは初めてだったのですが、噂通りの芸術家肌!絵は独学だという彼の作風は、自由そのもの。 
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かわいく、ポップな絵からは、CHACKの純真さが一目で伝わってくる気がしました。ギターや、バスが出てくるところからは、彼のモチーフや、創作の源が伺えます。くっきりとした輪郭線や、かわいらしくデフォルメされた人物・動物画が洗練されています。一方、下記のような抽象画も描けちゃうんですね。すごい!!
個人的には、この2点がとても気に入りました。

(1)一寸先は闇
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(2)愛
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線の律動感がとてもよく出ているな、と思いました。筆先に感情が乗っている感じ!
こういう作品って、計算とかよりも感情が上回るから、比較的短時間でできる。本人も、何が出来上がるか、分からないままキャンバスに向かうわけです。だから出来上がったものを、具体的に「何」とは、言葉では説明できないことが多いんだけど、そのとき抱いた唯一無二の感情が、すべて包含されている。
いや~、なんか無性に何か描きたくなりました!

Freedom

CHACKと会ってみて、感じたことは、「自由」でいることの素晴らしさ。
たぶん、本人にとっては、アメリカンポップカルチャーとか、キュビズムとか、ルソーとか、そんなの関係なくて、ただ、気分によって描いている。その気分=感動を、大切にしている気がする。それをアウトプットするのが、絵画だったり、音楽だったり、詩だったり、時には釣りなのかもしれない。
自由でいいじゃないか。楽しむことが一番重要なんだ!そんな声が、どの作品からも聞こえてくるようだった。

僕は、芸術家肌ではない。
それは、専門に入って、間もなく感じたものだった。
外界の「目的」があって存在する絵と、作家自身の世界観を貫く絵とでは、性質が全然違う。
舞台美術は須らく前者であり、マンガの多くも後者になりえることは少ない。
そして、ワークフローを比べた場合でも、僕は前者の方が体質に合っていると感じる。

昔はよく、芸術肌の人に出会うと、やたらうらやましかったものだ。
自分にないものを持っている。それは、世間一般の枠組みを一切はずれた、「自由」。
それを持って生きるには、日本はとても生きにくい国だと思うし、時代もそれを難しくしている。
そんな中でも、芸術家は生まれ、そして、描く。

同じ絵を描く人間として、是非とも描き続けて行ってほしいと思う。
そして、僕も、描き続けようと思った。

そんな夜だった。

~関連サイト~
●CHACKのブログ「CHACKの珍遊記
CHACKのホームページ

06.12.01:43

あたたかい雪③

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ペン入れ完了

いつもより時間がかかってしまいました。背景を凝り過ぎてしまったのが、原因だと思います(~_~;)

昔から、風景を描くのが好きでした。小学6年の写生のとき、廊下の階段に座って、窓からの家並みをひたすら描いていた記憶があります。みんながコスモスや橋など、構図を取りやすいモチーフを選んでいたのに対して、一人、窓から見えるただの風景を選びました。
毎日、下校のとき、昇降口に向かって階段を下りて行くと、そこで思わず、駆け足をゆるめる。階段に向けられた視線を、水平まで戻す。止まる。一瞬。眼前から遠くまで続く家並み。夕焼けに染まった一色の風景。
そしてまた、友だちを追いかけて階段を駆け下りて行く。

夕焼けのシーンを描いているとき、ふと、あのときのことが思い浮かびました。マンガだから、もちろん白黒の画面なんだけど、部屋の窓からの夕陽が、原稿を染めていたからかもしれません。

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「たとえば、一年間で自分がなしたことを考える。そのたった80倍のことしかできない。
一生はせいぜい三万日だ。たったの千カ月だ。
病気や事故で、もっと短くなる可能性もかなり高い。
生きていても、なにもできない時間や期間があるだろう。
いったい、自分は何ができるのか?」
「子供なのに、そんなことを考えました?」
「僕は考えた。もう、そればかりを考えていたよ」

―森博嗣『λに歯がない』より―
 
最近、時間が惜しくてしょうがない。残された時間は、あまりにも少ない。
20代のときにできることと、30代でできることは違うだろう。それは体力的なこともあるし、感受性に影響されるものもあるだろう。今、頑張りどきな気がする(>_<)

僕の場合、何かを成すことが、重要なんじゃない。それは目安でしかない。
生きている実感を、得ることが大切なのだと思う。たとえば、40歳のときに20代の頃、何を想って生きていたか忘れていたくない。連続性を感じたい。自分の人生の中で、何に情熱を傾けてきたか。この3年は、それをまた一から築く時間だったような気がする。

06.07.13:00

『Heart's Knock』が【佳作】受賞

「第68回小学館新人コミック大賞 青年部門」
『Heart's Knock』 【佳作】受賞

『Heart's Knock』佳作受賞
三輪亮介『Heart's Knock
The Ropes~平成の常盤荘~ 1/5 Vol.7」収録

6月現在発売されている、小学館各誌(「ビックコミック」「ビックコミックオリジナル」「ビックコミックスぺリオール」「ビックコミックスピリッツ」「月刊IKKI」「月刊サンデーGX」)にて、例によってワンカットですが、載ることができましたヽ(^o^)丿いずれ、WEBで公開されるようです。

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(「ビックコミックオリジナル 2011.06.20号」 208・209ページ)

批評を読むと、まだまだたくさん課題を指摘されているんですが、一つ、うれしいことは、「絵がうまい」と褒められたことです(笑)前回の『ひまわり』の受賞の際では、「画力不足」なんて書かれたものだから、悔しくて悔しくて…。頑張ってタッチを変えてみたのが、奏功したようです。

まぁ、でも、一喜一憂はしていません。次です、次!!

応援してくださった皆様!本当にありがとうございます!!

またこれからも頑張って描きます!!

関連リンク
第68回小学館新人コミック大賞発表
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