忍者ブログ

The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
02 2024/03 1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 3031 04
RECENT ENTRY
RECENT COMMENT
[04/18 サン]
[01/30 RED☆]
[09/02 名無し]
[04/14 4月生まれの僕]
[01/06 みっちゃん]

03.29.18:52

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 03/29/18:52

07.31.05:15

ひとひらの勇気

大きな絵を描くときに

筆を長く持つように
 
細かい絵を描くときは

鉛筆を短く持つのさ
 


そのとき そのときのやり方がある
 


大きな絵を描くのに

絵の具を集めるのも素敵だけど
 
今ある絵の具の中で

何が描けるのか考えるのも楽しい
 


決めたように歩けないときは

決めないで歩いてみるのさ
 


ほら歩けた
 


と言えるじゃないか
 


そのとき そのときの道がある
 


それは初めて通学路を外れた帰ったときの

ひとひらの勇気みたい

PR

06.16.01:09

Strawberry Moon

どこに行ってもどこにも行けない

宇宙の中で迷子になった隕石のようさ

僕らの出会いは
 


生まれた時代も 流されてきた時間も

互い違いながら どこかで同じ瞬間を迎えている

宇宙の片隅で
 


まだ梅雨を知らない6月の間に

思い切り笑い合いたい
 


小さい 冷たい足を

包み込むように温めてゆく

目が合ったら少し照れたような

Strawberry Moon
 



たとえば月には代わりがいないように

君を照らす君の月でありたいものさ

どんな夜だって
 


くだらない話も どうしようもない話も

笑い笑いながら どこかで特別な瞬間になってゆく

宇宙の片隅で
 


まだ梅雨を知らない6月の間に

思い切り笑い合いたい
 


帰り道 冷たい夜空

忘れられない1日になってゆく

小さな人差し指が教えてくれた

Strawberry Moon
 



僕はときどき夜の静寂を駆け抜けて

息を切らして 空を仰いで

会いたいと呟いた

Strawberry Moon
 



僕はときどき夜の静寂を駆け抜けて

息を切らして 空を仰いで

会いたいと呟いた

Strawberry Moon

05.27.00:00

僕たちだけが知っている答え

泣いてしまった

悲しかったわけじゃない


 
何も言えなかった自分を

何も言わず抱きしめてくれた人がいて
 


まるで初めから場所を知っていたみたいに

冷えた心の背中をさすってくれたんだ
 


月に向かうような帰り道

この気持ちはどこから生まれてどこに向かうのか
 


一人じゃわからなかったものが

一緒に歩いていると

他愛のない話で形になって延々と続いてゆく
 


僕らの言葉はどこから生まれてどこに向かうのか


 
眠っている間に忘れてしまった夢を

僕らは思い出すように

響かせ合うように

形にしてゆく
 


誰も知らない答えを僕たちだけが知っている

05.21.00:00

明日の光

雲と雲の間からやっと現れてくれた

消えていたのではない

誰かが見つけてくれるまで隠れていただけ

明日の光



 
僕は僕を知らなくて

うまく身体を動かすことのできない歯がゆさで

膝を抱えて泣いていて


 
照らされて初めて影ができて

僕は僕の形を知ったのさ


 
僕は右手でキツネを作ったのだけれど

君はオオカミだって笑っていた

そんな日を覚えている


 
手を伸ばしても 遥か彼方

手紙のようにただ届くのを待つしかない

明日の光
 


照らして跳ね返って飛び交って

水面は眩しく今日を始めてゆく
 


あの日の小石を川へ投げて

ちゃぽんと波紋が拡がって


 
風が吹く
 


人は失くすことに慣れるわけじゃない

人は忘れることに慣れてしまう


 
君を守るように君を避けて拡がってゆく

僕の波紋
 


やがて今の僕らも鏡みたいに凛と張って

誰かが見上げる春の空を映せればいい


明日の光

04.20.00:00

この手に残るもの

握りしめる


 
一生懸命走れば落ちてしまう

強く握っておかなくてはならない
 


強く握りすぎると潰れてしまう

優しく握らなくてはならない
 


たくさん握れば零れてしまう

大切なものだけ握らなくてはならない
 


大切なものが増えたときには

本当に大切なものかどうか考えなくてはならない
 


この手に持てるものは限られているのだから
 


失ってでも手に入れたかったもの

失ってでも守りたかったもの
 


この手に残るものはなんだろう




広げてみる