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The Ropes~平成の常盤荘~代表三輪亮介のブログです。 ここでは日常で切り取った一枚の写真をもとに 日々の想いなどをつづりたいと思います。
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  • 11/23/02:10

09.09.22:26

小学校の授業時間が増えます

生きる力―

来年の2011年度から、全国の小学校において全面実施!!
国語・社会・算数・理科・体育の授業時数を6学年合わせて350時間程度増加!!

新しい※学習指導要領の理念は「生きる力」。

※学習指導要領とは・・・
学校が児童・生徒に教えるべき学習内容の基準。公立・私立の小・中・高等学校と特別支援学校を対象としている。1947年に試案が示されて以降、約10年ごとに改定されている

授業時数が増加するんですねぇ。
これについて文部科学省では、【「詰め込み教育」への転換ではなく、主に『つまずきやすい内容の確実な習得を図るための繰り返し学習』、『知識・技能を活用する学習』(観察・実験やレポート作成、論述など)を充実するため】と説明しています。

この「繰り返し学習」と「レポート作成、論述」というのがポイントだと僕は思います。

1点目、「くり返し学習」をしなくてはダメということは・・・家で宿題や復習ができない子が多くなってきている証拠でもあります。これって、単に学校だけの問題ではなくて、前にも話した「家庭文化」にも通じると思います。
宿題をやらなくてもいいという価値観が一度子どもに定着すると、払拭はかなり難しいです。
大学生を見るとわかりますよね。授業をサボることを覚えた学生は、卒業するまでやっぱりサボります。
(僕含め、三輪組はみんなそうでした)

2点目、「レポート作成、論述」。これ、大学生でも苦手だって人はたくさんいます。
彼ら曰く、「暗記の方が楽!」だと。つまり、あれこれ考えを巡らすのが面倒くさいとか、文章で自分の考えを伝えるのが得意じゃないという学生が非常に多いのです。これは中学以降の「受験至上主義」から来るものが大きいようです。
ならば、小学校時代にきちんと、ある事象に対して自分の見解を持てる力をつけることがとても大切なのです。
成すがまま受け入れるのではなく、「なぜだろう」「自分だったらこうするなぁ」などの見方を見に付けること。

授業時間が増えて子ども達は遊ぶ時間が減っちゃうね。
教師側も新しい指導要領を正確に理解した上で、授業に臨むことは言うまでもないでしょう。
親の立場からもこの授業数の増加をきちんと理解した上で、学校と協力してもらいたいものです。
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