11.22.07:59
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03.15.19:17
「1」が「100」になる瞬間
「0」が「1」になる瞬間が好きだ。
僕の毎日は、きっと、見えていないものの方が多い。
いや、まだ存在していないものの方が多い。
待っていても、誰も現れない。何も始まらない。
「0」のまま。
何もないただの「教室」が、小さな「劇場」になる。
真っ白な「コピー用紙」が、一遍の「物語」になる。
ただの「空き地」に、僕が1本の苗を植える。
その、「0」が「1」になる瞬間が好きだ。
台本に並べられた「文字」が、みんなで声に出すと「言葉」になる。
ただの「職場の人」が、信頼する「仲間」になる。
ただ過ぎて行く「時間」が、かけがえのない「時間」になる。
そしていろんな人が、いろいろな花を植えてくれて、「庭」になる。
その「庭」でバーベキューでもしようかと、また人が集まる。
たくさんの笑い声が、土曜日に響く。
その、「1」が「100」になる瞬間がもっと好きだ。
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